とぼとぼ雨について

昨日突然お店を休みにしたのは、
ちょっとしたスタッフの連絡不足がおとといの営業中にあったからでした。

もうそんな意識でやってるなら、
こんな店辞めちゃえばインじゃない。
「やめやめ」と真夜中にボクが言ったものだから
突然昨日は閉めました。

一大事と思って、スタッフみんなで話し合って
まぁそれぞれ思うとこ言いたいこと言いあったみたいで、
ボクは参加してないからわからないけど、

「ごめんなさい、心機一転やらせてください」

と今日からまたオープンしています。

別にボクにお願いすることもないんだけどね、
ボクはアクセルも踏むけど、ブレーキも踏まなきゃいけない。
そういう係だから、昨日はブレーキを踏んだだけ。
だれか一人を責めてるわけじゃない。
だれか一人の責任なんてことこの世にないでしょ。
誰か一人を頭から湯気出して糾弾してるのってバカみたい。
原因のすべては個人の資質ではなく仕組みにあるに決まってる。

マメヒコをやるのはみんなだから、
そのエンジンであるみんなが気持ちよく回るんならそれでいい。
オーバーヒートで、白煙揚げてピットに入って、
冷やしました、出てきました、さぁやるぞぉ、

なんて思ったら、
朝から、とぼとぼの雨。

そんなもんです。
傘を差し、とぼとぼ歩きながらそう思う。
人間は雨一つ止められない無力なものです。

ひとは変わらないというのはある意味ほんとだけど、
何度言っても変わらないし、変われないし、イライラするけどね。
豆腐の角に頭ぶつけて死んじゃえっていつも思うけど。

でもね、ひとは変わらないなんて嘘。

ひとは小さくだけど生まれ変わる。
ボクはそうは思います。

小さくね、小さくだけど
みんな昨日生まれ変わったんだと思う。

小さく、生まれ変わる。

そんなときに朝から雨だったのは、
むしろとってもいいことだねと思ったのでした。

あっこんな事書くとまた宗教だと言われる。
でもね、だれかのブログにこんなことがあったので、
ちょっと反論気味に載せときます。

「哲学的体験の無い人には哲学は宗教に見える。
技術が目覚めた体験のない人には技術論は小細工に見える。
内省体験の無い人には本質が精神論に見える。
体験無き人の世界は表面の一枚しか無い」

上のは受け売りだから、
ボクなりにわかりやすく言いかえれば、
どんなに一つに見えることも、
ミルフィーユのように色んなことが重なってることに
気付かないヒトは気付かない
気付いてね、と書いてある。

井川啓央
井川啓央
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