ふたつの世界をまたぐとき
三軒茶屋から渋谷までの僅かな距離を半日かけて歩きながら思ったことは、ゆっくり歩くということは、とても楽しいということですね。ゆっくり歩くと、なにげない万物に、小さな人生を発見するんです。 坂道を昇ったり下りたり。細い裏道
三軒茶屋から渋谷までの僅かな距離を半日かけて歩きながら思ったことは、ゆっくり歩くということは、とても楽しいということですね。ゆっくり歩くと、なにげない万物に、小さな人生を発見するんです。 坂道を昇ったり下りたり。細い裏道
日本でそのころシャンソンといえば、敗戦後の占領軍の進駐ソングみたいなもんでね。 ジャズとかと一緒くたになって、目新しさはあったけど軽い流行歌って感じだった。 嫌いじゃなかったけど、ふーん、っていうくらいでね関心なかったの
今週の井川さんのはなし ~30分ごろ 今週は、アウフヘーベンについて。テーゼがあり、アンチテーゼがあり、ジンテーゼがある、そういう弁証法を提唱したのはドイツの哲学者ヘーゲルです。両極端を行き来しているうちに、新しい発想が
私はこの店で、40年ずっと、シャンソンを歌ってきたのよ。 シャンソンて言ったって、フランス語の歌じゃないのよ。 アタシが見たこと、感じたことそのままに、 アタシの言葉でずっとここで歌ってきたのね。 ただそれだけのことだけ
朝食ではたまにパンを食べます。パンを食べるなら、もっぱらマメヒコの円パンです。きちんとした材料を使い、きちんとした作り方をしているとわかっているので、やっぱり自分の店のものを食べるのが間違いないのです。 朝食のバターはマ
わたくし「裸足の金星」という小説をただいま書いておりまして、 まぁ書いては直し、直しては書いてを繰り返しながら、 心では泣いております。 なんで上手く書けないんだろうという情けない思いと、 ところでなんでわたくし、必死に
今週の井川さんのはなし ~30分ごろ 今週は、伊丹十三さんのエッセイから、判断のヒトと発想のヒトについて。発想のヒトでもあり、判断のヒトでもある井川さんですが、それはどちらもやりたがっているからだろうと、よく言われてしま
今週の井川さんのはなし 今週は、クレームについて。WEBニュースを見てると、ネガティブなニュースがイヤでも眼に入ってきますね。なるべく見ないようにしている井川さんですが、見てしまうと、イロイロト云いたくなる性分なようでし