都内の高校に通う高校三年生のなっちゃんと、井川さんが、日々のことを話すラジオです。毎回テーマがあるわけではありませんが、昨年春に始まったこのラジオ、静かに人気です。時にお便りが届きますが、そのなかからひとつ二人の関係を知るお便りをご紹介します。

高校生のなつきさんの抱えている悩みについて。
なつきさんは小学六年生の頃から宝塚を目指していたが受験に失敗したことで自信をなくし、
それから今に至るまであらゆることに対して挑戦する勇気を持てずにいる。

宝塚を目指していた頃は、負けず嫌いで後先考えずにまず行動する性格で、
「やればできる」「絶対合格する」と必死に頑張っていた。
しかし今は「もっと考えて行動すればよかった」と反省し、
「好きなことだからといって向いているとは限らない」と考えるようになった。

今回のラジオでは、挫折を経験した一人の若者のリアルな感情がとてもよく伝わってきた。

やる気をなくしているかっこ悪い自分を、
ラジオで見せることになって恥ずかしがっているなつきさんに対して、
僕は「羨ましいな」と思った。

なつきさんには、かっこ悪い自分をかっこ悪いと言ってくれる井川さんという大人がいる。
そして彼女は井川さんを信頼しているからこそ、
駄目な自分を、恥ずかしがりながらも見せている。

そこにはあるべき人間の関係性というものがあり、僕は羨ましくなった。

挫折を経験して、動けなくなってしまっている若者たちに、
このラジオを聴いてほしいと思った。

N-32 具体的なことしてますか?

なっちゃんは昨年、様々な本を読むようになり、ヒトの話を聴く機会も増え、自分の中に知識、価値観が蓄積されてきたと感じています。

そんななっちゃんに、井川さんはまず具体的なことをやらなきゃいけないよと言います。

例えどんなに熱量を込めた言葉を尽くしても、例えそれを聞いた相手がなるほどとどんなに納得しても、言葉だけの力でヒトが学び、成長するのは難しいと、井川さんは日々感じているのです。

具体的なことをやる。それも、何度も、何度も。そうして、何かを成そうとする中で、いつか聞いたあの言葉がようやく自分の身になる時がやってくる、そういうものなんです。

 

なっちゃんの1枚

東京もすこし雪がちらつきましたが…すこし遠出した時に撮った一枚です。
ふわふわの雪を見ると都会育ちなのもあるのか、とってもこころが踊ります。
服についた雪の結晶をじーっとみると、絵に描いたような綺麗な形の結晶を発見したり、枝をゆすると木の葉に積もった粉雪が風に舞ってキラキラっとしたり…寒いですがこの時期も外をお散歩すると、いろいろな発見があって、想像が広がってたのしいですね。
 
一方、学校は「ハロウィン」に続いて恒例の「バレンタイン」で、寒さを吹き飛ばすほどみんな熱くなっていて、教室中がチョコレートの匂い…!食べきれないほどチョコをもらい、もうしばらくチョコはいいかな…と思っているところです。