都内の高校に通う高校三年生のなっちゃんと、井川さんが、日々のことを話すラジオです。毎回テーマがあるわけではありませんが、昨年春に始まったこのラジオ、静かに人気です。時にお便りが届きますが、そのなかからひとつ二人の関係を知るお便りをご紹介します。

高校生のなつきさんの抱えている悩みについて。
なつきさんは小学六年生の頃から宝塚を目指していたが受験に失敗したことで自信をなくし、
それから今に至るまであらゆることに対して挑戦する勇気を持てずにいる。

宝塚を目指していた頃は、負けず嫌いで後先考えずにまず行動する性格で、
「やればできる」「絶対合格する」と必死に頑張っていた。
しかし今は「もっと考えて行動すればよかった」と反省し、
「好きなことだからといって向いているとは限らない」と考えるようになった。

今回のラジオでは、挫折を経験した一人の若者のリアルな感情がとてもよく伝わってきた。

やる気をなくしているかっこ悪い自分を、
ラジオで見せることになって恥ずかしがっているなつきさんに対して、
僕は「羨ましいな」と思った。

なつきさんには、かっこ悪い自分をかっこ悪いと言ってくれる井川さんという大人がいる。
そして彼女は井川さんを信頼しているからこそ、
駄目な自分を、恥ずかしがりながらも見せている。

そこにはあるべき人間の関係性というものがあり、僕は羨ましくなった。

挫折を経験して、動けなくなってしまっている若者たちに、
このラジオを聴いてほしいと思った。

N-45 お芝居を作りたいですか?

マメヒコの音楽劇「ゲーテ先生の音楽会」に参加した後、なっちゃんを待ち受けていたのは学校の演劇祭の準備です。

クラスごとに1つの作品を作って上演するその学校行事の、なっちゃんはクラスの責任者という重要な役割を担っています。
初めての脚本作りから、演出、各部署への指示出しなどなど、今までに経験したことのない立場、仕事をやってみて、その大変さと面白さを実感する日々。その中で、いつも「ゲーテ先生の音楽会」の作・演出・出演をさらりとこなしている井川さんへの見方もまたちょっと変わってきたようです。

学校嫌いを公言してきたなっちゃんが、学校行事にここまで熱を入れ込んでいる。そこまで突き動かされる熱意はどこから来るのか、聞いてみることにしましょう。

なっちゃんの1枚

東京も梅雨入りをしたそうで、雨が多くなってきましたね…。私は雨のとき、傘で片手がふさがってしまうのがすごく嫌いなのですが、窓辺から雨を見るのは結構好きです。
さて、最近は例の「演劇会」がとっても忙しく、今回はその事についてお話ししました。脚本、演出、クラ責、色々やらせて頂いて気がついた事がたくさんありました!