都内の高校に通う高校三年生のなっちゃんと、井川さんが、日々のことを話すラジオです。毎回テーマがあるわけではありませんが、昨年春に始まったこのラジオ、静かに人気です。時にお便りが届きますが、そのなかからひとつ二人の関係を知るお便りをご紹介します。

高校生のなつきさんの抱えている悩みについて。
なつきさんは小学六年生の頃から宝塚を目指していたが受験に失敗したことで自信をなくし、
それから今に至るまであらゆることに対して挑戦する勇気を持てずにいる。

宝塚を目指していた頃は、負けず嫌いで後先考えずにまず行動する性格で、
「やればできる」「絶対合格する」と必死に頑張っていた。
しかし今は「もっと考えて行動すればよかった」と反省し、
「好きなことだからといって向いているとは限らない」と考えるようになった。

今回のラジオでは、挫折を経験した一人の若者のリアルな感情がとてもよく伝わってきた。

やる気をなくしているかっこ悪い自分を、
ラジオで見せることになって恥ずかしがっているなつきさんに対して、
僕は「羨ましいな」と思った。

なつきさんには、かっこ悪い自分をかっこ悪いと言ってくれる井川さんという大人がいる。
そして彼女は井川さんを信頼しているからこそ、
駄目な自分を、恥ずかしがりながらも見せている。

そこにはあるべき人間の関係性というものがあり、僕は羨ましくなった。

挫折を経験して、動けなくなってしまっている若者たちに、
このラジオを聴いてほしいと思った。

N-51 セオリーに従っていますか?

少し前まで小説執筆にいそがしかった井川さん。最近は9月の「ゲーテ先生の音楽会」に向けて、新曲作りを始めたそうです。

小説を書くにしても、作曲をするにしても、これまでにやったことのないこと。井川さんはそういう、初めてのことにぶつかるたびにいろんな本を読んだり、インターネットで調べたりしてみます。…が、誰かが導き出したセオリーやメソッドを踏襲するということにはとても抵抗があり、結局のところ、学んだり、従うことはできないのだそうです。

自分でまずやってみて、失敗したり成功したりする。その経験から自分で導き出したセオリーに則って進む。それならできるというのです。

さて、井川さんのその強いこだわりについて、聞いてみることにしましょう。

 

なっちゃんの1枚

梅雨が明けたと思ったら、猛暑になってきましたね…。みなさま、熱中症にお気を付け下さい。前回までは2回に渡ってゲストに杏子さんをお迎えしました。本当に素敵なお話をされる杏子さん、大反響でした!
今週は井川さんとなっちゃん、2人でのお届けです。振り返ると私は中身のあることをなーんにも言わなかったような…。このまま夏休みボケしないように、シャキッと毎日を過ごしたいと思います!