都内の高校に通う高校三年生のなっちゃんと、井川さんが、日々のことを話すラジオです。毎回テーマがあるわけではありませんが、昨年春に始まったこのラジオ、静かに人気です。時にお便りが届きますが、そのなかからひとつ二人の関係を知るお便りをご紹介します。

高校生のなつきさんの抱えている悩みについて。
なつきさんは小学六年生の頃から宝塚を目指していたが受験に失敗したことで自信をなくし、
それから今に至るまであらゆることに対して挑戦する勇気を持てずにいる。

宝塚を目指していた頃は、負けず嫌いで後先考えずにまず行動する性格で、
「やればできる」「絶対合格する」と必死に頑張っていた。
しかし今は「もっと考えて行動すればよかった」と反省し、
「好きなことだからといって向いているとは限らない」と考えるようになった。

今回のラジオでは、挫折を経験した一人の若者のリアルな感情がとてもよく伝わってきた。

やる気をなくしているかっこ悪い自分を、
ラジオで見せることになって恥ずかしがっているなつきさんに対して、
僕は「羨ましいな」と思った。

なつきさんには、かっこ悪い自分をかっこ悪いと言ってくれる井川さんという大人がいる。
そして彼女は井川さんを信頼しているからこそ、
駄目な自分を、恥ずかしがりながらも見せている。

そこにはあるべき人間の関係性というものがあり、僕は羨ましくなった。

挫折を経験して、動けなくなってしまっている若者たちに、
このラジオを聴いてほしいと思った。

Radio Sull’aria 2019 vol.03 前へ前へ!

ラジオ「井川さんとなっちゃん」の枠におじゃましてお届けしている、
Radio Sull’aria、第3回目です。

9月に上演する「ゲーテ先生の音楽会」のサブタイトルは
「先生、お経を唱える」です。

お経って、皆さんはどんなイメージがあるでしょうか…?
掘り下げてみると、宗教的なこと以外にも
文化的、音楽的側面に魅力のあるもののようです。

お経を唱えるときの発声法は、
前へ前へと声を飛ばすような方法なのだといいます。
それはアバンティとも呼ばれる、
増原さんがイタリアで学んできた声楽の発声法と共通するのだそうです。

毎回新しいチャレンジをして「前進」していく「ゲーテ先生の音楽会」。
今回は声も前へ前へ!です。
皆さんもゲーテ先生と一緒にお経を唱えてみませんか?