都内の高校に通う高校三年生のなっちゃんと、井川さんが、日々のことを話すラジオです。毎回テーマがあるわけではありませんが、昨年春に始まったこのラジオ、静かに人気です。時にお便りが届きますが、そのなかからひとつ二人の関係を知るお便りをご紹介します。

高校生のなつきさんの抱えている悩みについて。
なつきさんは小学六年生の頃から宝塚を目指していたが受験に失敗したことで自信をなくし、
それから今に至るまであらゆることに対して挑戦する勇気を持てずにいる。

宝塚を目指していた頃は、負けず嫌いで後先考えずにまず行動する性格で、
「やればできる」「絶対合格する」と必死に頑張っていた。
しかし今は「もっと考えて行動すればよかった」と反省し、
「好きなことだからといって向いているとは限らない」と考えるようになった。

今回のラジオでは、挫折を経験した一人の若者のリアルな感情がとてもよく伝わってきた。

やる気をなくしているかっこ悪い自分を、
ラジオで見せることになって恥ずかしがっているなつきさんに対して、
僕は「羨ましいな」と思った。

なつきさんには、かっこ悪い自分をかっこ悪いと言ってくれる井川さんという大人がいる。
そして彼女は井川さんを信頼しているからこそ、
駄目な自分を、恥ずかしがりながらも見せている。

そこにはあるべき人間の関係性というものがあり、僕は羨ましくなった。

挫折を経験して、動けなくなってしまっている若者たちに、
このラジオを聴いてほしいと思った。

N-53 あの頃何を信じていましたか?

★今週の「井川さんとなっちゃん」では、角田さんとのイベントの新企画をいち早くお知らせします。最後までお聞き逃しなく!

井川さんは最近、街をバイクでパトロールしていたときに、子供の頃に住んでいた辺りを通りかかりました。かつて住んでいたその地域は、子供時代に遊んだ森が造成され、すっかり景色が変わっていました。街に住まう人の属性や活気もかつてとは違います。団地が並ぶ住宅街やニュータウンと呼ばれるようなエリアは、どこも似たような状況なのかもしれません。

その光景を目の当たりにした井川さんは新企画を思いつきます。その名も「あの頃、ボクは信じていた」。

何十年も前、マイホームを買って家族で住むことは、一億総中流階級の誰もが抱く、手の届く身近な夢でした。メディアはそれを当たり前の幸せとして描き、誰もそのことを疑わなかった時代があったのです。しかし、年功序列も終身雇用も崩壊し、今では住宅ローンでマイホームを買うことが当たり前ではなくなっています。それが分かりやすい幸せのカタチであるということも疑わしいでしょう。かつて、誰もが当たり前と信じていたことでも、たった数十年程度で価値観ががらりと変わってしまうのです。これは団地、マイホームに限った話ではありません。

そして、今、なっちゃんの世代が当たり前として受け入れていることも、いずれはそうではなくなる日が来るのかもしれません。例えば、大学に進学するのが当たり前と思っている今の時代だけど、将来的にその価値観だってがらりと変わる可能性がある。そう思いながら生きていった方がいいのでは?そんなメッセージにつながるのです。

井川さんは言います。「歴史を学ぶことは今を学ぶこと」。この意味を、ぜひラジオを聴いて、そして新しいイベントに参加して実感してください。

井川さんと、同世代の角田さんによる「あの頃、ボクは信じていた」は9月19日から、月イチ開催予定です。詳しいイベント情報はまた改めて!乞うご期待!

 

なっちゃんの1枚

皆さんはこの暑い暑い夏、いかがお過ごしでしょうか。
わたしは旅行で台湾に行ってきました!とっても暑かったですが、日本と違ってジメジメっとして逃げ場のない暑さではなくて、カラッとしていたので案外過ごしやすかったです。はじめての台湾でしたが、現地の方とお話ししたり、名所を回ったり、お茶屋さん巡りをしたり、火鍋や小籠包を食べたり、かき氷やフルーツで涼んだり、ショッピングをしたり…とても充実していました!!
夏休み、色々な事を楽しんでいます。あっという間に夏休み終わってしまいそうなので、悔いのないように過ごしたいと思っております〜!