マメヒコの井川とクルミドコーヒー、胡桃堂喫茶店の店主影山知明さんとの対談です。
(影山知明)井川さんはぼくの人生を2008年~あらぬ方向へと導いてくれた張本人であります。
以来、井川さんとはよく会い、よく話をしてきました。一緒に話をした時間を集計するアプリでもあったならぼくの人生においては井川さんがダントツの1位。その長さはもちろんですがその中身の濃さ、気付きの多さ。それは、井川さんが、自分とはまったく違うタイプだからということも大きく作用していると思います。ゆえ、今の自分の大きな部分はこうした井川さんとの関わりによってできていると言って、過言ではありません。
稽古とは一より習い十を知り 十よりかえるもとのその一
これは千利休の言葉だそうです。稽古とは一から二、三、四、五と順を追って十まで進み、そして再び一に戻って二、三、四、五とまた進むという意味ですね。
茶道を習うと、一度十まで進んで、そしたらまた再び一に戻って習い始める。だけどおなじ一なんだけども、心持ちが違うよねと。
ボクらもこの言葉どおり、カフェをやっているわけですが、結局、いつも同じ繰り返しなんだけど、やっぱり見えている景色は違うんですね。
また一から始めなくちゃいけない。とくに今のような状況ですから、ああ、また創業なんだなとボクは思います。いやだな、めんどくさいなと思いますよ。
けど、いままでの経験、財産を踏まえての創業ですから、同じ一では無いんですね。
そういう心づもりで、今年は臨みたいです。
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