チラシを作ることに

これは、3年前、2015年のときに描いた「お天道さまとお月さま」のチラシ。ふつうは事前にチラシ用の撮影をして、製作印刷するみたいなことをする。
だけどボクラはそれができないので(ボクらのマンパワーでは、中身を作るので精一杯)、結局ボクが描くイラストでいつも乗り切ってる。

絵が上手ではないし、凝ったことをしている時間がないので(一枚作るのに1時間くらい)、専門的にやっているヒトのクォリティーには遠く及ばない。

今回は、前回の写真があったので、チラシは写真にしてみました。トミーも三年前より有名になってるし、この顔のヒトのお芝居なら見たい!というヒトに向けて作りなおした。

そして、これはマメヒコでやってるクラシックコンサート、通称マメコンのチラシ。ずっと、この動物のエッチングをモチーフにするシリーズ。アラベールの200kgという厚紙に印刷することで、こじんまりとした店内だけで本格的な室内楽をやることを意識してる。

(6/2,3でやるチラシは今作ってます)

こちらはゲーテ診療所シリーズ。ゲーテ診療所こそギリギリまで、劇の中身が決まらないのでチラシを作りようがない。

できることなら、本番直前に作品名を決めたいくらいだ。でもいつも集客に困るので、ここのところは早めにチラシをつくる傾向にあり、よってチラシ用にまずタイトルを作ってしまい、それから、台本をタイトルに合わせて書くことになってる。

これは、今配ってるフルーツサンドのチケット。フルーツサンドの略でフルサン。そこから食パンを焼いてるパン職人古川さんを連想した。

耳は黄桃、帽子にいちご、ワッペンにキュウイの古川さん。

これは6/9に恵比寿でやるイベントのために描いたスケッチ。なんか描いてくださいと頼まれたので、なんとなく描いたもの。

どれも、その場の勢いで、ほかに作るヒトもいないので、チラシを作りたいも、作りたくないもない。
自分でチラシを描いたり作ったりするのが、一番てっとりばやく、なにより安上がりだからだ。きっと星の王子さまの挿絵を、サン=テグジュペリ自身が描いたのもそんな理由に過ぎない。

なにより、一番困っちゃうチラシはこれ。

もうね。これこそ、良いも悪いもない。企画して、女装して、歌を作って、MCして。なにか上手いわけでもないのに、こんなチラシを作って、自分の店で印刷して配ってんだから、狂ってる。

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