見渡してみると、ヒトの損得が気になって、
ヒトの粗探しばっかりして騒いでいるような人が
とても多くなっているように感じます。
みんなが一緒じゃないわけで、
それぞれの身の丈に合った生き方を模索して実践すればいいだけなのにと
瀬尾さんは言います。
衣食足りて、むしろ、足りる以上に過剰に溢れていて、
満ち足りてしまったことが
「自分が何が好きか、何がしたいかがわからない」
「分かったとしても、それを実践していいとは思えない」
という、鬱々とした空気を生み出しているのかもしれません。
好きだからやっている。明日もやることがある。
そういうことが希望を持って生きていく活力になるということを
瀬尾さんも井川さんも日々の中で感じています。
でも、その感覚は生きていく上で案外大事なことなのに
多くの人に見落とされてしまっているようです。