マメヒコのお客歴15年の酒井俊直さんとの対談です。
マメヒコの井川がやらんとしてることを誰よりも、
的確に理解していると自他ともに認める酒井さんです。
この騒ぎも、
数ヶ月後には、すっかり収束しててほしいなと思います。
日本の医療は世界に誇れる素晴らしいプロの集まりだし、
ほんとに、命を削って頑張ってくださってるのテレビで見たりすると、
なんか頭が下がります。
政治家も頭の良い選ばれたヒトたちがやってるわけで、
日夜、ワタシたちのことを真剣に考えてくれてる。
いまだけ、ほんの少しだけの我慢ですよ。
合言葉は、Stay at home。家にいろ。
いまは、外でやりたいことは我慢して、
誰とも会わないようにして。
この緊急事態をはやく収束させて、
もとの社会に戻れたらいいなと思います。
そうです。
政府には、家賃などお金については、
しっかりと補償してもらいたいです。
他の外国でもそうしてるみたいだし、補償してくれなくちゃ、
日本中がどうかなっちゃいますから。
どうかなっちゃったらそのときはほんとに困りますから、
どうかしてくれると思いますよ。
国とか、会社とかに、きちんと補償さえしてもらいたいです。
そして、またみんなで笑える社会に戻そう。
コロナは、ほんとうに怖いです。
早くノーベル学者にワクチンを作ってもらって、
根絶してもらうしかないのかなって。
それまでの辛抱ですけど、
早くできてほしいと祈るばかりです。
あぁ。
医療崩壊なんかしたらほんとに怖いですよね。
一人でも感染者が出ないように、
政府は行動をもっともっと、本気になって制限すべきですよ。
それができないなら、
みんなが自覚して行動すればいんです。
これだけの事態になっても、
無自覚なヒトっていますよね。
あのヒト達って何考えてるのかなって。
大事なのは、他人を思いやる気持ち、愛なのかなって。
結局最後は、愛の力で根絶するんだと思います。
そうやって人類はいままで生きながらえてきたんですよね。
一番怖いこと、それは。
無意識に自分が、愛するヒト、とくにお年寄りとか、子どもたちとかに、
感染させてしまうことです。
自分がかかるのも怖いですけど。
うつすのは、つまり無意識に親しいヒトを殺すってことだから、
ほんとに、ほんとに怖すぎます。
5月の連休後、緊急事態宣言は解除になったら、
またみんなで会いたいねって、友達とはラインしてるんです。
収束したら、またみんなでわいわい騒ぎたいねって。
来年は楽しみにしてた東京オリンピックもあるし。
ワタシ、チケット、当たってたんですよー。
今回のことは、大切なヒトを守るために、
なにをしなくちゃいけないかを考える、
良い機会だったなって、あとから考えれば思うと思います。
こういうときこそ、暗くなっちゃダメですっ。
希望を持たなくちゃっ。
桜はここ数日の寒さから、長く持ちこたえている。
花びらが風になびいて、仙川の川面を薄ピンクに彩っている。
ボクの前を二人並んで歩く顔の見えない女性たちの声が、
後ろを歩くボクの方まで聞こえてくる。
彼女たちはボクのことなどお構いなしに、
大きな声で楽しそうに歩いている。
彼女たちが、ボクの友人だったら、
ボクは彼女たちになんと声をかけるだろう。
そんな風に考えたら、足が止まった。
きっと。
ボクはなにも聞こえなかったふりをするだろう。
卑怯でずるい、そういう男なのだ。
そして盗み聞きを悟られまいと、
何事もなく、ほんとうにポーカーフェイスで、
「ここにいたんだ?探したよ。お腹すいたね。
なんか食べようか」と夕飯に誘うだろう。