マメヒコの井川とクルミドコーヒー、
胡桃堂喫茶店の
店主影山知明さんとの対談です。
(影山知明)
井川さんはぼくの人生を2008年~
あらぬ方向へと導いてくれた
張本人であります。
以来、井川さんとはよく会い、
よく話をしてきました。
一緒に話をした時間を集計するアプリでも
あったなら
ぼくの人生においては井川さんがダントツの1位。
その長さはもちろんですが
その中身の濃さ、気付きの多さ。
それは、井川さんが、自分とはまったく違う
タイプだからということも
大きく作用していると思います。
ゆえ、今の自分の大きな部分は
こうした井川さんとの関わりによって
できていると言って、過言ではありません。
影山くんと、お芝居をやることになりました。
楽しみです。
この回のマメクルでも話している、
コロナによって街に溢れた「怖い」という感情、
正義、正論について、
なんかお芝居にできないかと思ってさっと書いたものです。
タイトルは「鶏(ちきん)」です。
四六時中、周りの目を気にしているヒト「ちきん」の物語です。
舞台は架空の時代、架空の国の話です。
影山くんは大統領の役。ボクは妖精使いです。
こんなときに、演劇?と眉をひそめるヒトがいるそうなんですが、
(ボクはそういうこと言われたことないけど)
じゃあ、どんなときなら演劇なのでしょうか。
トマトをミキサーに入れたらトマトジュースになるというように、
何かを何かしたら、何かになるなんていう考え方そのものが、
ボクは間違っていると思います。
そういうことを四六時中気にして、話してるヒトたちを見ると、
どうぞ、勝手におやりなさないなと意地悪を言いたくなる。
いつもそうですが、
このお芝居をやったら、何かになるなんてことはありません。
良いことも悪いこともボクがなにかをしても、
世界は1mmも動いたりはしない。
動くと思うから、期待もするし、絶望もするし、
なにもやれなくなるんですよ。
ボクはいまこんなときだからこそ、これをやってみたい。
8月に銀座でやります。
詳しくはマメヒコのホームページで。