マメヒコの井川とクルミドコーヒー、
胡桃堂喫茶店の
店主影山知明さんとの対談です。

(影山知明)
井川さんはぼくの人生を2008年~
あらぬ方向へと導いてくれた
張本人であります。

以来、井川さんとはよく会い、
よく話をしてきました。
一緒に話をした時間を集計するアプリでも
あったなら
ぼくの人生においては井川さんがダントツの1位。
その長さはもちろんですが
その中身の濃さ、気付きの多さ。
それは、井川さんが、自分とはまったく違う
タイプだからということも
大きく作用していると思います。
ゆえ、今の自分の大きな部分は
こうした井川さんとの関わりによって
できていると言って、過言ではありません。

マメクル2020 #27/ちきん

影山くんと、お芝居をやることになりました。
楽しみです。

この回のマメクルでも話している、
コロナによって街に溢れた「怖い」という感情、
正義、正論について、
なんかお芝居にできないかと思ってさっと書いたものです。

タイトルは「鶏(ちきん)」です。
四六時中、周りの目を気にしているヒト「ちきん」の物語です。
舞台は架空の時代、架空の国の話です。
影山くんは大統領の役。ボクは妖精使いです。

こんなときに、演劇?と眉をひそめるヒトがいるそうなんですが、
(ボクはそういうこと言われたことないけど)
じゃあ、どんなときなら演劇なのでしょうか。

トマトをミキサーに入れたらトマトジュースになるというように、
何かを何かしたら、何かになるなんていう考え方そのものが、
ボクは間違っていると思います。

そういうことを四六時中気にして、話してるヒトたちを見ると、
どうぞ、勝手におやりなさないなと意地悪を言いたくなる。

いつもそうですが、
このお芝居をやったら、何かになるなんてことはありません。
良いことも悪いこともボクがなにかをしても、
世界は1mmも動いたりはしない。

動くと思うから、期待もするし、絶望もするし、
なにもやれなくなるんですよ。

ボクはいまこんなときだからこそ、これをやってみたい。
8月に銀座でやります。

詳しくはマメヒコのホームページで。