WEBラジオを10年以上続けています。
軽く1000本は出していると思う。
影山とやってたときもあるし、たつじとやってたときもある。
増原とやってたときもあるし、なっちゃんとやってたときもある。
それに瀬尾さんとも精力的に更新しています。
いつもそのたびに、これを誰が聞いているんだろうかとよぎりました。
ボクは一体、誰に向かってボールを投げているのか、と。
気楽な気持ちで続けてはいましたし、
しゃべることは好きですから苦労ということはなかったです。
でも、そのときどきに、良いものになるように、
あとから聞いても色褪せないことを話そうとは努めてきました。
それでも、誰からも反応がないとき。
それは自己満足だったのだと。
自分では良いと思えた回も、誰からも反応がない。
とても虚しい思いをずっとしていました。
この数年。そうやって聞いてくれてたヒトたちが、可視化されました。
「いかひこ」というグループになったんです。
それで、いろいろと反応してくれるようになりました。
それがラジオや演劇、もちろんマメヒコそのものを続ける励みになったんです。
#24でたくさんコメントが付きましたが、それもとても励みになっているんです。
今年になって、さらにラジオが届いていたんだと感じる機会が増えています。
とても不思議です。
「井川さんの言葉が、棘のように心の深いところに刺さっている」
と言われたこともある。
ボクはいまのマメクル2020は、ちょっと行儀良すぎると思う。
かつて、誰も聞いていないと思っていた頃は、
もっとハチャメチャで、だけど、そのかわり、とても深いところにたどり着いていた、
そんな感覚もあるんです。
いま聞いているヒトたちに、あの頃の話が届けられたらどうなんだろうか。
と思ったりもします。
コメント欄は、みなさんに発露の場所になったら良いと思っていますが、
なかなか深い話というのは、顔の知れないヒトたちとするのは難しいですよね。
攻撃されたら嫌だなとか、どうせ話してもわかってもらえないだろうとか。
その気持ちはわかります。
だから、それぞれの距離感で付き合ってもらえればインですが、
コメント欄に書いてみたいというヒトは、
http://ikawayoshihiro.com/ から「いかひこ」に申し込んでください。
ひっそりがいいなら、ボクに直接メールください。
どちらにせよ、2020年とコロナで、なにかが変わってきている気配を感じます。
今年はそういう星のめぐり合わせなのかもしれません。
不思議です。