マメヒコのお客歴15年の酒井俊直さんとの対談です。マメヒコの井川がやらんとしてることを誰よりも、的確に理解していると自他ともに認める酒井さんです。
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純文学はどう伝えるかを大事にしているもので、大衆文学は何を伝えるかを大事にしているもの。
このように解釈している酒井さんは、マメヒコは純文学的で、クルミドコーヒーは大衆文学的だと思ったそうです。
それに対して井川さんは、マメヒコは甘いものだけの大衆文学ではなく、苦い薬だけの純文学でもなく、糖衣錠のような”民衆文学”であると言います。
井川さんが伝えたいことはそのままだと刺激が強いので、全然関係ないことでぼかしたり、面白い話で包んだりしないと、なかなか人には届かないようです。
受け取る側は表面の楽しくて面白いところだけでなく、最後に残る苦い本質まで忘れずに味わいたいですね。