稽古とは一より習い十を知り 十よりかえるもとのその一
これは千利休の言葉だそうです。
稽古とは一から二、三、四、五と順を追って十まで進み、
そして再び一に戻って二、三、四、五とまた進むという意味ですね。
茶道を習うと、一度十まで進んで、
そしたらまた再び一に戻って習い始める。
だけどおなじ一なんだけども、心持ちが違うよねと。
ボクらもこの言葉どおり、カフェをやっているわけですが、
結局、いつも同じ繰り返しなんだけど、
やっぱり見えている景色は違うんですね。
また一から始めなくちゃいけない。
とくに今のような状況ですから、ああ、また創業なんだなとボクは思います。
いやだな、めんどくさいなと思いますよ。
けど、いままでの経験、財産を踏まえての創業ですから、
同じ一では無いんですね。
そういう心づもりで、今年は臨みたいです。