マメヒコの井川とクルミドコーヒー、
胡桃堂喫茶店の
店主影山知明さんとの対談です。

(影山知明)
井川さんはぼくの人生を2008年~
あらぬ方向へと導いてくれた
張本人であります。

以来、井川さんとはよく会い、
よく話をしてきました。
一緒に話をした時間を集計するアプリでも
あったなら
ぼくの人生においては井川さんがダントツの1位。
その長さはもちろんですが
その中身の濃さ、気付きの多さ。
それは、井川さんが、自分とはまったく違う
タイプだからということも
大きく作用していると思います。
ゆえ、今の自分の大きな部分は
こうした井川さんとの関わりによって
できていると言って、過言ではありません。

マメクル2020 #52/千利休の教え

稽古とは一より習い十を知り 十よりかえるもとのその一

これは千利休の言葉だそうです。
稽古とは一から二、三、四、五と順を追って十まで進み、
そして再び一に戻って二、三、四、五とまた進むという意味ですね。

茶道を習うと、一度十まで進んで、
そしたらまた再び一に戻って習い始める。
だけどおなじ一なんだけども、心持ちが違うよねと。

ボクらもこの言葉どおり、カフェをやっているわけですが、
結局、いつも同じ繰り返しなんだけど、
やっぱり見えている景色は違うんですね。

また一から始めなくちゃいけない。
とくに今のような状況ですから、ああ、また創業なんだなとボクは思います。
いやだな、めんどくさいなと思いますよ。

けど、いままでの経験、財産を踏まえての創業ですから、
同じ一では無いんですね。

そういう心づもりで、今年は臨みたいです。

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