マメヒコの井川とクルミドコーヒー、
胡桃堂喫茶店の
店主影山知明さんとの対談です。
(影山知明)
井川さんはぼくの人生を2008年~
あらぬ方向へと導いてくれた
張本人であります。
以来、井川さんとはよく会い、
よく話をしてきました。
一緒に話をした時間を集計するアプリでも
あったなら
ぼくの人生においては井川さんがダントツの1位。
その長さはもちろんですが
その中身の濃さ、気付きの多さ。
それは、井川さんが、自分とはまったく違う
タイプだからということも
大きく作用していると思います。
ゆえ、今の自分の大きな部分は
こうした井川さんとの関わりによって
できていると言って、過言ではありません。
閉塞感が漂う時代。
ひとり何かをして世の中が変わるじゃなし。
お金が入ってくるじゃなし。
気になることにいちいち目くじら立てても、血圧があがるだけで無意味。
コスパ悪し。
目立つことはしない。
余計なことは何ひとつしない、傍観と決め込む。
難しい連中とはなるべく避けて、
遠巻きに遠巻きに、自分に火の粉がかからないように生きてゆく。
めんどくさいことはごめん。
わかりません、知りませんでした、とひたすら乗り切る。
もらえるものだけはもらう。
損はしないように振る舞う。
そういう生き方がしたい、、、
そんな風に思うときがボクにはあります。
何もかもやめてしまったらどれだけ楽だろうと、
冷たく思うのです。
南国に一人旅して、そのまま、流れ着いた先で暮らしてもいい。
残してきた者たちはそれはそれ。なんとかそれなりに楽しくやっていくだろう。
そんなことを思うとき、大抵疲れているんだなと思って、
もう何もせずに寝ます。
そして寝て起きれば、
また繰り返しいつものとおりしている。
性分というものは変えられずにいて、
ため息が出ます。