若いということ

若いということ

若いということはとても貴重なことだよ。若い人は若いということは未熟だと、ネガティブに捉えている。何かやろうと思っても否定されてきた経験をしているとダメだと思うけれど、若いことはすごいことだ。

この何十年か、特に若い子や小さい子に対して社会は寛大でない。社会自体が、管理を目的としたシステムになってしまっているからである。その社会の中では、若い人がやりがちな突飛もないことはノイズと捉えられ、バグに繋がってしまうから、排除しようとする。

でも、若いときに、突飛もないことをするのは大事なことだね。いろいろやってみると、自分は大したことができないと知ることが出来る。無知の知ということ。いろんなことをやってないと、自信がないくせに、人を管理したり我慢させたりと傲慢になる。子どもを野放しにしていいのか?と言う大人もいるが、自分が出来なかったことを子どもに当たり散らしてはいけない。

若いということは、何より時間がある。それがどれだけ貴重かということがわからないのが若い子の欠点だ。若いときに見えてなくても仕方ないし、いろんな経験を経て何かが見えないとダメだと思う。もし、肯定してくれる人がいないというなら、肯定してくれることがなければ何かをやろうとならないのが人間だから、若い子を下支えするような場所づくりをしていった方がいいと思っているよ。

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