「桜の木にバナナの実」という本 

公園通りでカレーを作りながら、
暇なので店内をきょろきょろしていたら、
自分の本が置いてあることに、初めて気が付いた。

↑これ。

このまま、放置してても一向に売れない。

そもそも店内の棚に置いてあるけど、
なんのこっちゃかわかんないし。

これこのまま、どうしたもんか。

お客さんは、まさかあすこでカレー作ってる男が、
この本を書いてるとは思うまい。

いや、そもそも。

こんなカレーを作ってるヒトが、

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こんな本を書き、

さらに、こんな格好をし、

作演出、出演の演劇をやり、
さらにひとりで唄のリサイタルまでやってるとは、
きっと思うまい。

[mamehico url=”http://wp.me/p5ckZV-9mP”] [mamehico url=”http://wp.me/p5ckZV-9t3″]

さらにトラクターに乗って、豆の畑を耕したり、

ユンボを操作して、ハタケを可愛くしようとしていたり、

こんな絵を描いたり、

店内のポスターも全部ボクが描いているとは、

思うまい。

みんなそんなことは知らないし、
知ったところで、この本を読みたいということにはならないので、
このままだと、
なんかの整理の時にボク自身が、
ボクの本を思い切って棄てる。

自分で書いた本を、自分で棄てるなら、
書くな作るなって感じだけど、
自分の作ったものを売ることに、
なんというか奥手なので、仕方がないです。

奥手という欠点があっても仕方がないではないか。
人間誰だって、どうしてもできないという、
欠点があるものです。

たとえそれが自分の人生を大きく左右したとしても。

でもそれでは、この本が生まれてきたことが不憫なので、
もちろん愛着がないわけではないので、
なんとかこの本がほしいヒトの手に、
せっせと届くようにしなくてはいけません。

とはいえ、この本が必要なヒトというのが要るのかしら?
とすぐ思ってしまうので、
こういうご意見をちょうだいすると、
励みになります。

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ボクの作ったカレーのおまけが、ボクの本というのもなんだし、
かと言って本を買ってくれたら、おまけにカレーがついてくるというのもなんだし。

とりあえず「カレーと読書」というテーマで、
しばらくブログを書きます。

そして、抜粋した無料のPDFも公開します。

[pdf-embedder url=”http://mamehico.com/wp-content/uploads/2ed389d5772c8cad3fd3ec8c0f22ffac.pdf” title=”桜の木にバナナの実 【PDF無料抜粋版】”]

有料版はこちら。

大いなる欠点がじぶんにはあるから、ボクは他人に寛大です。

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