今週は、なぜ自分にできることを探さないのかについて。日本というのは、地政学的に見ても、ヨーロッパやアメリカを見習っても、条件が違いすぎると思うのです。 それなのになぜ、まったく違うものを見習ってしまうんでしょうか。 同じように、自分というもの、それは自分にしか無いものがあるはずです。 いや、どんなに頑張っても、どこまでも自分は自分で、 他人を見習っても、どうなるものではないでしょう。 そのことについてはなしをします。
翻訳する必要がある人間は苦手だという井川さん。コミュニケーションに翻訳がはいると、まどろっこしくて、めんどくさいからだそうです。
今週のテーマは「想い出の淡水魚」。今回はテーマがテーマなだけに数少なかったでしたが、とてもいいお便りでした。
イカハゲネーム:くつなっこ
私は犬や猫などのペットを飼ったことがないのですが、水槽で魚を飼うくらいならできるかも、
と淡水魚を飼っていた時期がありました。
熱帯魚や海水魚は管理がめんどくさそうなので、ただの水で育つもの、
場所を取らない小さなものがいいと、
レッドビーシュリンプという1-2cmくらいのエビと、
アベニーパファーという淡水で育つ小さなフグを選びました。
レッドビーシュリンプは赤と白のしましまで、
きれいな縞模様があると高値で取引されるので、全国にブリーダーがいるほどです。
ウチの水槽でも、うまくいったときは大繁殖したのですが、夏場の水温上昇に耐えられず、
一気に大量死することも。水面に小型の扇風機を当ててしのぎましたが、
エアコンのない部屋では生き延びられず、減ったり増えたりを繰り返しました。
淡水フグもだいたい2cm前後と小さく、ぷくぷくとかわいらしい魚でした。
でも、エサが冷凍の赤虫という、かわいらしくないものを食べていました。
いずれも何年か育てましたが、自然に数が減ってしまい、
全滅したタイミングで水槽を置くことを辞めてしまいました。
実は2011年の震災の日、帰宅したら床が水浸しになっていたことも、
育てるのを辞めてしまった大きな理由です。
他の家財などはほとんど被害がなかったのですが、
水面はちょっとの揺れでも波が増幅してあふれてしまうことを知り、
また大きな地震があったら大変だなと思ったのです。
淡水魚というテーマで、そんなコトを思い出しました。
イカハゲネーム:写真クラスより
小学4年生くらいの頃、教室でメダカを飼っていました。
いきものがかりだった私は「メダカ新聞」を毎週発行して、
メダカの四コマ漫画を描いていました。
10匹くらいいるメダカそれぞれに名前をつけて、
それぞれに個性的なキャラクターがありました。
当時は1匹1匹を見分けられたものです。
そのメダカたちがその後どうなったのか思い出せないのですが、
今でもメダカには不思議と愛着があります。
イカハゲネーム さとみ
もしもの話です。もしも、私が「鮭」だったとしたらの話です。
鮭が自分の生まれた川に里帰りし、上流へと遡って(さかのぼって)ゆくというのは皆さんご存知のことだと思います。となると、もしも私が鮭だったとしたら、どの川を遡るのでしょうか。ここは、私の故郷福島県を代表する河川であるとともに、個人的にも想い出深い、阿武隈川(あぶくまがわ)を遡るのが適切でしょう。
旅の始まりは宮城県亘理町(わたりちょう)、阿武隈川の河口がある街です。この街の名物は、鮭の身の炊き込みご飯にイクラをのせた、はらこ飯という郷土料理です。
川は宮城県丸森町(まるもりちょう)に入ります。この辺りはとても風光明媚です。屋形船で川下りなんかもできて、なかなかオツなものです。
丸森町を過ぎると、川は福島県に入り、県庁所在地である福島を経て、二本松、本宮(もとみや)、郡山(こおりやま)と福島県を北から南へと縦断します。ちょうどこの辺りでは東北新幹線と平行して川が流れます。
そしていよいよ、私の生まれ故郷である須賀川市(すかがわし)に入ります。この街には阿武隈川で唯一の滝である乙字ヶ滝(おつじがたき)があるので、気合いで遡りましょう。乙字ヶ滝は松尾芭蕉が句を詠んだ地でもあり、なかなか風流なスポットです。
旅はいよいよクライマックス、阿武隈川の最上流部に入ります。ここでの見どころは、西郷村(にしごうむら)にある雪割橋(ゆきわりばし)です。この辺りの紅葉は見事なもので、まじインスタ映えです。
こんな感じで、途中から観光案内になってしまいましたが、鮭になって遡るにしても、観光するにしても、阿武隈川、オススメです。(お便り終わり)
https://www.facebook.com/groups/IKAHAGE.radio/ で集まったお名前の由来をご紹介しています。
■名前の由来
「桂子」は父がいくつか考えた候補の中から母方の祖父が決めたと聞きました。祖父は「桂」の字が好きで、俳句を詠む時に「桂窓」の俳号を使っていました。桂の木のようにまっすぐ育って欲しいという意味だそうです。桂の木は葉がハート型だし月に桂の木が生えているという中国の伝説もあったりで、なかなか良いなと自分でも気に入っていたのですが、以前トレッキング中に桂の巨樹に出会い、衝撃を受けました。一本の太い幹を何十本もの細い幹が取り囲んで一体となって上へ上へと伸びているのです。その姿から大地の気を吸い込んで天に昇る竜のようなエネルギーを受け取りました。もしかして祖父はこういう桂の姿も好きだったんじゃないかなと、身が引き締まる思いでした。一方、個人的には将棋の駒の「桂馬」のまっすぐ前に進まず、後戻りもできないという、ちょっとひねくれものな動きも好きで、どちらかというとそっちの方が性にあっているかもと思っています。
■名前の由来
祖母(スズ)と母(光子:ミツコ)から1字ずつとって祖父がつけました。「江」にしたのは当時は「子」よりモダンだったんじゃないかと思います。祖父は結構流行りものが好きだった気がするので。
子供の頃は漢字に憧れたり、字の説明をする時「「こ」は子供の子」って言いたくて、なんで「江」にしたんだろう💦なんて思ってました。でも大人になるにつれ、平仮名は見た目に丸くて優しい感じがして段々好きになってきました。それに何たって、書くのが楽です。音的には少し寂しいけれど。
■名前の由来
父方の祖父が〝叶〟と書いて
〝かなえ〟と 読ませたかったのですが、当時 当用漢字に この字が
なかったので、当て字で
〝佳苗〟と したそうです。
ちなみに…
わたしは 娘に 数字を付けた名前に
したかったので、
〝七海〟と〝三玲〟と付けました。
飼い犬も〝Avril〟(4月生まれなので仏語で4月)と付けました。
■名前の由来
父母の周辺にいた「雅子さん」が素敵な女性だったから、らしいです。
wikiによると「雅とは上品で優雅なこと。宮廷風・都会風であること。風采の立派なこと。」
名は体を表さない、とはこのことか!
帰国子女だった母にお嬢として育てられましたが、13歳で母が鬼籍に入ったあとは下町育ちの祖父母のお世話になり、多忙なギョーカイ人だった父の目は行き届かず、好き勝手やってきた結果こうなりました。
イカハゲネーム:せとかちゃん(4歳) おやつにカステラが出てきたのですが、端っこの紙を食べてしまいました。でも、紙が甘くて一番おいしかったです。だから、紙の部分だけたくさん食べたいのですが、どうしたらいいですか?紙の部分だけ売っていないのですか?
秋の夜の始まりです。人工的な鉄道の明かり、そして茜の夕焼けが、ぎりぎりまで闇に抗っています。こういう空を見ると、寂しいという気持ちではなく、嬉しい温かい気持ちになります。この世は人間だけではないんだ、無神論者ですが、ああ、神様っているのだと感じられるからです。
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