マメヒコの井川とクルミドコーヒー、
胡桃堂喫茶店の
店主影山知明さんとの対談です。
(影山知明)
井川さんはぼくの人生を2008年~
あらぬ方向へと導いてくれた
張本人であります。
以来、井川さんとはよく会い、
よく話をしてきました。
一緒に話をした時間を集計するアプリでも
あったなら
ぼくの人生においては井川さんがダントツの1位。
その長さはもちろんですが
その中身の濃さ、気付きの多さ。
それは、井川さんが、自分とはまったく違う
タイプだからということも
大きく作用していると思います。
ゆえ、今の自分の大きな部分は
こうした井川さんとの関わりによって
できていると言って、過言ではありません。
いままでどおり、自分のやり方を通すまでです。
ボクらのようなカフェはある意味人気商売ですから、
それでもお客さんが来ない、まぁダメなら、それはそれでしょう。
東京の真ん中でカフェわやっているボクラから見て、
なんていうかいまの社会のありようが、
なんかおかしいと思うところはたしかにあります。
けど、それはボクらが見た社会であって、
ボクらとは全く違った社会が、そこかしこにあるんだと思います。
だから、ボクらはボクらが見ている、
ボクらがおかしいと思う箇所を、少しでもよくしていくほかないのです。
ただ、その社会を一気に変えるのは難しいでしょう。
ボクらも自分にできるところから変えていくしかありません。
たとえばボクも10年間、北海道でハタケをやったりしてきました。
影山くんも、地元でお米づくりを始めたりしています。
ほんとはボクもどこかに地元のようなものを持って、
そこで採れたものを消費して、経済が流れるようになったらほんとはいいのです。
でも渋谷や三軒茶屋にハタケを作るっていうのは現実的ではないでしょう。
それならボクらが、どこかに店を移すほうがいいのかもしれない。
まだまだやらなくちゃいけないことありますね。
ワクワクしますね。
えっ?そのまえにお店が潰れちゃうかもしれないって?
たしかに。。。
ボクらだけでお店をやっているんじゃないんです。
たくさんのお客さんが後ろにいるんですから。
だから、大丈夫ですよ、たぶん。