マメヒコの井川とクルミドコーヒー、
胡桃堂喫茶店の
店主影山知明さんとの対談です。
(影山知明)
井川さんはぼくの人生を2008年~
あらぬ方向へと導いてくれた
張本人であります。
以来、井川さんとはよく会い、
よく話をしてきました。
一緒に話をした時間を集計するアプリでも
あったなら
ぼくの人生においては井川さんがダントツの1位。
その長さはもちろんですが
その中身の濃さ、気付きの多さ。
それは、井川さんが、自分とはまったく違う
タイプだからということも
大きく作用していると思います。
ゆえ、今の自分の大きな部分は
こうした井川さんとの関わりによって
できていると言って、過言ではありません。
インターネット全盛の時代です。
どんなことでも検索すれば調べられます。
ついこのあいだまでは考えられませんでした。
スマホ1つあれば、世界のすべてがこのポケットのなかに収まっているような、
そんな気さえしますね。
それはそれは大変便利な道具ですし、なんだかとても頭が良くなった気さえします。
で、コロナ。
ボクも色々とインターネットを通して調べて見たわけです。
そこから調べた事実とは裏腹に、実際の社会、つまりその多くのヒトビトの反応が、
事実を見ることなく反応したことにはとても驚いたのでした。
んー。
で、まぁ釈然としないこともいっぱいあったんですが。
インターネットを離れ、街のヒトと話をしてみると、
そこには経験を通した言葉があるのです。
自粛要請がづき、混沌として先行き不透明な頃。
どこに出口があるかもわからず、
ずっとこの要請は続きそうなさなか、
「ウイルスがなくなるまでは、
危険だ、危険だと、
もはやみんなパニックになってる気がします。
でも簡単にウイルスがなくなるわけじゃないし。
やれやれ。このまま永遠に我慢する気なんですかね」
「んだもってよ。我慢しろ、我慢しろって言ってもだな。
我慢には限度ってもんがあるのが人間よね」
「ワクチンの開発はまだまだ先だと思うんですよ」
「持って二ヶ月じゃないの。ハハハ。
それ以上は我慢できないもの。
なんとなはなしに、元に戻るもんさ」
経験が物をいいます。