マメヒコの井川とクルミドコーヒー、
胡桃堂喫茶店の
店主影山知明さんとの対談です。

(影山知明)
井川さんはぼくの人生を2008年~
あらぬ方向へと導いてくれた
張本人であります。

以来、井川さんとはよく会い、
よく話をしてきました。
一緒に話をした時間を集計するアプリでも
あったなら
ぼくの人生においては井川さんがダントツの1位。
その長さはもちろんですが
その中身の濃さ、気付きの多さ。
それは、井川さんが、自分とはまったく違う
タイプだからということも
大きく作用していると思います。
ゆえ、今の自分の大きな部分は
こうした井川さんとの関わりによって
できていると言って、過言ではありません。

マメクル2020 #40/ なぜ日陰にいるのか

なぜ、ボクがもっと陽の目に当たるようにならないのか、と言ってくださるヒトが少なからずいるようなので、その疑問の声に応えます。

詳しくは動画を見てもらうとして、端的に言えば、
ボクは自分自身が脚光を浴びるなんてことよりも、もっと良いものが創れるようになりたい。
ただ、それだけを願っているからとしか言いようがありません。

このマメクル動画ですが、動画を撮ったことのない、全くの素人をスタッフとして撮っています。
手伝ってよ、と言って、快くいいよ、いいよと手伝ってくれるヒトとやっているのです。

しかし、快いとしても、いかんせんなんにも動画を撮った経験などないヒトたちですから、
ご覧いただければわかりますが、ボクはずっとフォーカスが外れっぱなしです。
砧公園の松にピントが合っているのです。
かなりマヌケで、とてもお見苦しいことなのですが、
それを指摘しても、そのスタッフの子はフォーカスが外れているという意味さえもわかっていないのです。

それでですね、いろいろと指南しまして、
「あのね、見てくれるヒトがいるんだから、もっと良いものを創ろうという気概がなくちゃだめじゃないか」
としつこく言いましたら、やる気になってくれて、ほんの少しだけ意識が変わったようでした。

そんなことがボクにとってはとても喜びなのです。