マメヒコの井川とクルミドコーヒー、
胡桃堂喫茶店の
店主影山知明さんとの対談です。
(影山知明)
井川さんはぼくの人生を2008年~
あらぬ方向へと導いてくれた
張本人であります。
以来、井川さんとはよく会い、
よく話をしてきました。
一緒に話をした時間を集計するアプリでも
あったなら
ぼくの人生においては井川さんがダントツの1位。
その長さはもちろんですが
その中身の濃さ、気付きの多さ。
それは、井川さんが、自分とはまったく違う
タイプだからということも
大きく作用していると思います。
ゆえ、今の自分の大きな部分は
こうした井川さんとの関わりによって
できていると言って、過言ではありません。
プロレスを知らないヒトに、ヒールターンを説明します。
これまで人気者だったベビーが、嫌われ者のヒールになることをヒールターンっていうんですね。
ハルク・ホーガンは、赤と黄色の衣装に身を包み、
子どもたちに大人気だったベビーでしたが、
ある日を境にヒールターンします。
その日は試合中に味方の選手にレッグドロップを見舞い、
相手チームを勝利させました。
その翌日から、ホーガンはこれまでの赤と黄色の衣装から、
黒い衣装を身にまといヒールに転向したんです。
このホーガンのヒールターンはビジネス的にとても効果があり、
グッズは売れに売れたそうです。
けど、ビジネスだけじゃなくて、
なにかホーガンにあったんではないでしょうかね。
ずっと自分の本性とは違う仮面をかぶり続けることは、
とても苦しいことです。
そして、だれも自分に気づいてくれない、それは孤独だと思うんですよね。
バンと出せればいいですけどね。
たとえ気づいたとして、その本性を出すことはまた難しいですわ。
これを機に影山くんはハルク・ホーガンになれるのか。
みんなで温かく見守りましょう。