第2話-Act.2 配信されました

こんにちは、制作の坂本です。
第2話 Act.2が配信されました!

今回は、登場人物の家での
シーンが続きますね。
セツオの家、トシコとケンタの家。
クミの家、マサシの家。
登場人物の家探し(つまりはロケ地)は
楽しかったな〜と思い出しました。
もちろん、台本がロケ地ありき、
ということもありますが、
それぞれの”らしさ”がある家だと
今も感じています。

第2話 Act.2は、とりとめのないシーンの
連続ですが、案外、日常生活って
こういうものなのかも。
どこか生々しくて、
ドラマを見ているはずなのに、
誰かの日常を盗み見を
しているようにも思えます。
何かが起こりそうで、起こらない。
この先、一体何が起こるんだろう。

ノッテビアンカを見ていると、
登場人物の一人ひとりが、
個性的であるように感じます。
けど、そもそも、
人間は誰もが固有の存在ですよね。
実際に日常生活を送っていると、
そんな当たり前のことを忘れがちな不思議。

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さて、第2話を見つつ、
第5話のロケの準備も並行しています。
(基本的に、私たちのロケは
休日や平日夜に行っているので、
今週末もロケで、
第5話のいくつかのシーンを撮影します)

なので、編集されて
配信されたものを見て、
気づいたことを、
次の撮影から活かせるのが、
このドラマの良いところです。
某企業にも劣らぬ、日々改善!

私の反省点ですが、第2話の撮影時には、
映像作品は、映像が要になると考えていました。
ロケでは、まず役者の立ち位置とカメラの位置を決める。
カメラの視界の中に、
照明機材が映りこんでもダメだし、
録音をするヒトが映ってもダメです。
そんなこともあって、
私はカメラに注力していました。

けれども映像とは、光であり、音でした。
つまり、カメラで撮った映像に、
立体感を与えるのは照明の役割で、
現実味を加えるのは音声の役割でした。
カメラ・照明・録音は、
思った以上に、三位一体。

映像だって、
そりゃ要といったら要なのですが、
光や音を考え抜くことが演出なんですね。
照明機材や録音機材に慣れてきた今、
どうやれば良い雰囲気の照明を作れるか、
ノイズの少ない音を録れるかまでは共有されています。
でも、もう一歩、演出面で、
光と音に踏み込まなくてはなりません。

明日からも、より頑張るので、
どうか皆さん、ノッテビアンカの進化を
見続けてくださいませ。

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ノッテビアンカを見ていると、
内容があまりに日常的なので、
ドラマを毎週見ているというより、
毎週登場人物に会いに行く、
という感覚に近くなってる気がしています。
だんだんと、セツオやマサシが
身近なヒトになっていく。
皆さんはどうですか。

ノッテビアンカに見るように、
誰もが個性的で、固有の存在なのに、
いざ日常生活となると、
常識という言葉で括ったり、
自分の物差しで測ってジャッジしがち。
他人を一般化してしまう方が、
日々をやり過ごすのは楽でしょう。
なんていうか、手間が少なくて済みます。
けど、ちゃんと生きるのならば、
他人の一人ひとりの、良いところも、
悪いところとも
付き合わなくてはいけません。
それは疲れることだから、
そのときこそこの作品が、
懸命に生きようと足掻く誰かの活力となればいいのになぁ。

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さてさて。
第2話 Act.3で、ノッテビアンカの皆んなに
会えることを楽しみにしている自分がいます。
私だけでしょうか。。。笑
それでは、また来週〜!

ある雨の日のまかない。車のバックドアが傘代わりなんです。
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