今日は、どうしてボクがラジオを続けているのかという話をしようかなと思っております。
ラジオはかれこれ10年続けてる。
なんで続けてるのかな?って、自分で思うこともあるよ。だって、時間もとられるし、誰が聞いてるのかもわからないし、お金になるわけじゃないからね。
みんな日々、いろんなことに困ったり、くよくよしたりして生きているよね。
ボクは、一緒になって問題を解決してあげたいなと思うんだよ。
100%の解決を目指してるヒトが多いけど、多くの場合、困った状況になった原因は自分にある。問題を解決しない方向に抵抗するのも自分で、それがある以上100%の解決は出来ないんだよ。解決出来ないから何もしないじゃなくて、どうしようもないけどどうしたらいいんだろう、ということを常に考えてれば、自分一人の力では無力と気づくから、みんなで協力してやろうとなる。
自分の中の矛盾を日々、考えるってことだね。
物事は複雑で何か一つを知れば良しとはならないし、白黒はっきりせず、ほとんどのことはグレーでいい。専門的ではなく、雑でいい。細かな差異には目を向けず、だいたいアバウトな感じで物事を解決していくということなんだよね。
うちのお店では困ってると言うと、少なからず助けてくれるヒト達がいる。
ヒトと関わって生きるのが人間だし、日本人の中には困ってる時はお互い様の精神が根強く残ってると思う。そういうヒト達がいることを信じて、自分がやりたいことをやっていくことがとても大事だと思うわけ。
お客さんと接して感じるのは、みんな、ものを知らないなと思うね。
世の中のことを知ると、もやもやするけど、愛の反対である無関心からは遠ざかる。そのあとにジャッジするのは自分でしょ?
北京のバタフライの話のように、ほんの小さな波動が全く違う所で何かを起こすという目に見えない力をボクは信じてる。今までも、何か目に見えない力を信じて来れたし、これからも信じたいという自分の願いも込めて、このラジオを続けているのであります。