新月伐採

旧暦で言うと、 今年は2月10日から新年が始まっているんだよね。

その旧暦の新年に合わせて森の木を伐採して、それを新しく出来る糸島の店の梁の補強材料として使おうという話があってね。森に行って、伐採してるところに立ち会ってきたんだけどね。

木を切るってことは生き物を殺すってことだよ、分かってる?ってことを、きこりのヒトに何度も念を押されてね。森の神様にね、生きてる木を殺して使わせていただくことをお祈りして、お酒、お米をお供えして切る、そんな感じだったんだよ。

切るのはたった1本の木だけだから、チェーンソーで、ものの30分もあれば切れちゃうんだけどね、念を入れて切るから木に愛着が沸いちゃうわけ。切ったあとはバターンと倒す、生きていたものが倒れる音、チェンソーで切られてる時の音もね、泣き声のような感じもあって、なんか死ぬと生まれるというのとは同じだよなという感じがすごくしたよね。鳥や豚を屠殺して食べたりすると、生と死は表裏一体だなというふうに思うけど、普通に生きてたらそういう経験がないでしょ?

森の木を切って、それがお店で生まれ変わるわけだから生と死は表裏一体だなと思ったね。そういうことは、東京ではスピリチュアル系とか言われちゃうから誤解されないように慎重に喋んなきゃと思うけど、今回はそういうのが普通というのかな。

今回の福岡では不思議な体験をいくつもしたよね。福岡は地政学的に、アジアに近いこともあって、福岡マネー、投資家が集まって、福岡にバンバン投資しているのが伝わる。若いヒトたちも多いし、カフェのレベルも高くて、人懐っこいし、魅力ある街だよね。

和暦の手帳を縁あって頂いて、使ってみるとね、新月や満月がわかる。その日あった不思議なことを書き込んで、月の満ち欠けと自分の日々の生活がどんな感じでリンクしているのか確かめようと思ってね。

法則性が見つけられたり、自分の心持ちが変わって楽しいなと思って、九州に行くとそういうことに導かれるようなところがあって面白いなと思います。

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