小さな店は潰れればいい

ボクは20年ばかり飲食店をずっとやってきた立場だから、街の景気、ヒトの気持ちみたいなものに敏感です。

大きい会社とは違い、ボクのところのような小さい会社は、スタッフの教育や採用を強化するのはほぼ難しいし、現実的ではない。

やっぱり来るもの拒まず、去るもの追わずで、MAMEHICOで働きたい、一生懸命やりたいと言ってるヒトなら採用していく。

その中で、消費税は平等かどうか?

一律、10パーセントだから平等だというヒトもいるだろうけど、ボクのお店みたいに小さいところにとっては不公平だなと思うことが多々あるわけ。

消費税は内税の10%ではなくて、そういうように見えるように設計されたに過ぎず、実際は売り上げと仕入れの部分で差っ引いた残りのお金に10%かかるようになっている。預かり金なんだから、それを払えばいいじゃないかと思うかもしれないけど、そうじゃない。

だから、赤字に近くても消費税だけは払わなきゃいけないということがまず理不尽だと思うわけ。

例えば、輸出産業は仕入れに消費税があって、それを売るときに、外国に転嫁することは出来ないので、国から還付金の何十億、兆に近いお金を受け取っている。これはわからないじゃないけど、すごい小さいところが赤字でも払わなきゃいけない、大きいところは還付金が戻ってくる。

こういうことって、小さな店は潰れればいいと思って作ったの?ってボクは思うんだよね。

何かにつけて小さいものを淘汰して大きいところに集約させて、合理的、効率的に生産性を上げることで給料を上げる。そのためには小さな店や農業も潰れて、大きいところに集約させた方がいいという考えって、ボクは賛成できないよね。

最低賃金をどんどん上げてるけど、それを出来るのは大企業しかなくて中小、零細企業はやってけない。

この、みんなの中にある、小さな店は潰れればいい、その方が品質の良いものが安く手に入る社会なんだからという価値観を少しずつ変えていかないと、政治が変わったくらいじゃ、小さな店は潰れればいいという理屈は無くならないと思いますね。

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