あと稽古は7/21の本番まで残すところ3回。
全編通しての初稽古がたった今終わったとこ。
今日の時点で2時間18分。
んー長い。
どんなに長くともザムザの椅子では2時間以上は厳しいから、
なんとか2時間以内に収めたいのね。
どれもこれも大事なシーンだけれど、
やっぱりこれは、ばっさりと落とさなくてはいけません。
でもボクは全編役者として出ているので、
演出家として客観的に見れないのが大きな問題です。
台詞がなかななか入らない落ちこぼれ出演者の目線で
稽古に参加してきたこの一ヶ月あまり。
急に演出の目線になれといってもなれません。
作者の目線にたちもどっても、どのシーンも伏線として機能させて書いているので、
ここはバッサリ落とせますよともカンタンにいかないのです。
そしてなにより。
長い稽古でこの舞台の面白さが
誰にも分からなくなっているのです。
たとえば今回出演する高本君と小菅さんのシーン。
いち早く台詞をものにした二人は、
長台詞の見せ場のシーンもとうの昔にものにしました。
しかしあれほど感動した二人のシーンもいまは、
どちらかといえばおとなしく見え、
かったるいなとさえ思ってしまう。
再び息を吹き返すような演出が必要かもしれないし、
削ぎ落とさなくてはならないのかもしれないし。
本番直前まで試行錯誤が続きます。
三茶店はフォルモサ珈琲を始めました。
今回の芝居の下見で台湾に行った時に持ってきたものです。
お芝居の日までの限定です。
フォルモサ珈琲ができるまでをM-HICO vol.2にまとめますからお楽しみに。
渋谷店は心配した融資も決まり、いよいよ明日から工事です。
けれど、渋谷のオープンは遅れに遅れ、
9月にずれこみそうです。
なぜならいまある大事な問題が起きているからなのでした。