月形・函館遠足(3日目)

遠足3日目。今日も函館の街を巡ります。その前に、まずは朝ごはん。市場へ買い出しです。
観光客向けの市場はイカ釣りができて、その場で食べられるそうです。ちょっと楽しそう。もちろん、イカ以外の海鮮もたくさん並んでいます。

函館ならではのアトラクション
イカ泳ぎが間近で見られます
魚介や水産加工品がたくさん並ぶ市場で買い出し

お店の人と話しながら、食材を買い込んだ井川さん。宿に戻って、朝ごはんを用意してくれました。美しく並んだ焼き鮭に卵焼き。食欲をそそります。

これは朝からご飯が進みます
お味噌汁とご飯をみんなで取り分け

朝ごはんのあとは、ふたたび函館の街へ。近くの漁港にはイカ釣り漁船が並んでいました。夜間に海を明るく照らして釣るので、漁船にはライトがたくさんぶらさがっています。
函館は急な坂がたくさんあるのも特徴。坂を登った先にある神社に立ち寄ると、鳥居の向こうに海が見下ろせました。とてもいい眺め。
そして、和風と洋風のレトロな建物もたくさんあり、いたるところで観光スポットになっています。公会堂が素敵な建築だと聞きましたが、改修中で見ることができず残念。

ライトがたくさんぶら下がったイカ釣り漁船
遠足恒例の高台にある神社巡り
街にはレトロな建築がたくさん

そして、通りがかった喫茶店で一休み。古びた看板がいい雰囲気。近づくと、窓には手書きのメニューがびっしり貼ってありました。ケーキ、パン、ナポリタン、山かけそば、お彼岸のおはぎまで。ラインナップの幅広さに脱帽です。井川さん曰く、「こういう古い店を訪ねるとなんでもやってる店は生き残ってるね」だそうです。

肉屋とラーメン屋に挟まれた古い喫茶店
喫茶店のメニューとは思えない充実のラインナップ

そして、函館市民の台所とも言われる中島廉売へ。新鮮な生鮮食品が安く手に入ります。実はここ、2日目のランチで立ち寄った立ち食い寿司のお店がある場所です。
その後、明治38年建造の土蔵を使ったカフェへ。函館はレトロなカフェがたくさんあるようです。カフェ好きにはオススメの街。

衣料品と書かれた店で野菜を販売
ここはお花屋さんでもあるみたい
左の赤い窓の土蔵がカフェになっていました

そして3日間が終了。月形のハタケから函館まで、盛りだくさんの遠足でした。
観光地とは離れた場所で、街の風景や食文化、喫茶店、人の営みに触れ、ガイドブックにはない側面を知り、かつて栄えたであろう場所の記憶に思いを馳せる。その土地をいろんな角度で切り取る大人の遠足、まだまだ訪れたい街がたくさんあります。

 

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