11月23日は勤労感謝の日。マメヒコでは3年目のタダヒコです。
タダヒコについてはこちらをご覧ください。
井川さんのこちらのツイートもぜひお読みください。こんなパラドックスが起こったんですね。それを期待したり、あらかじめ見込んで始めたことではないけど。いろいろ考えさせられます。
そしてあしたは、タダヒコ。 マメヒコの公園通り店を、一日、全部、タダにします。 えっ!?https://t.co/b6ZVSb69n1
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
タダということは無料です。 黒豆珈琲も独創紅茶もマメピコ、カンボジアプリンも、焼き林檎も、全部、タダというわけね。 pic.twitter.com/MnBoPj7Zzn
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
SALEなんですよねとか、食べ放題ですか?整理券てお配りします?とか、話題づくり?とか、まぁなんでもいいですけど、いろいろ経緯あって10年がかりでやることになっています。 pic.twitter.com/GcPjjMwWSI
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
端的にいうと、マメヒコってスタッフの募集、つくりお仕事、お給料払います、だとなかなかこちらの希望とマッチングするスタッフが集まらない。
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
一方で、どんなことでもお手伝いしたいです、しますよと言ってくれる心あるヒトはたくさん集まるし、それも長ーく続いてる。
ボクがカフェをやりながら、雑誌を作ったり、映画を作ったり、小説書いたり、ハタケできたりしてるのは、儲かっててなんかお金を横に回してるとかじゃなくて、そうやって手伝ってくれるスタッフがたくさんいるからにほかなりませんのね。
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
これは、うーん、と頭の痛い課題です。
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
小さな、中小とも呼べない零細会社の経営者なら、一度はそういうことを考えるのではないか。
仕事ってなんだろう、お給料ってなんだろう、やりがいだのってなんだろう。
優しい言葉をかければ、丸く収まるとか、そういうことじゃないからね。 pic.twitter.com/RJuhQRtuWv
ここだけのはなしね、タダヒコやって、赤字ですよね?って言われるのね。もちろんそのつもりで始めたんだけど。
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
一年目にね、前田君て精神科医のお客さんがタダヒコ手伝ってくれてね。
前田くんは、よくよく、マメヒコのことを知ってる長いお客さんなんだけど、彼が。
入り口でね、「すいません、実は今日、マメヒコはタダでして、よろしいですか?」って聞く係、やってくれたの。「タダでして、よろしいですか?」っていうのもへんなんだけど、そう聞いてくれたの。
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
すべてのお客は「えっタダなんですか。はい、こちは構いませんが」って答えたらしんだけど(笑)
それで、その前田くん。帰りしなに、お客さんに、「もしよろしければ、ほんとによろしければ、いやいや、ほんとに強制でもなんでもないんですが、お志いただけると助かります」って箱持って、集金かかりもやってくれたの。
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
そしたら、、、
どうなったと思う?
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
いつもの売上よりも、募金ていうの?寄付っていうの?前田くんが集めたソッチのほうが、多かったっていうオチなんだよ。
だったら、毎日、タダヒコでいいじゃんっっ!!
誰も困らない。お客さん良し、働いてるヒト良し。お店、経営者も良し。三方良し。
いつもは3人から4人で回してる店をね、タダヒコだと10から15人で回す。
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
お店の休憩、2番ていうんだげ、いつもは一人で2番なのに、5人いっぺんに2番になる。なんていうか、わいわいで、寂しい感じがない。
差し入れ合ったりね。
15人でお店回すとね、食洗機なんかも要らないだろうしね。
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
お湯を沸かすヒト、珈琲豆を挽くヒト、珈琲を淹れるヒト、それを注ぐヒト、運ぶヒト、下げるヒト、お金をいただくヒト、扉を開けてお見送りするヒト、、、いっぱいの珈琲を頼んだだけで、こんだけのヒトが動いちゃう。
明るい決算書を目指す経営とは、これすなわち、やんわりとも省人化のことだとすれば、一杯の珈琲ごとき?に沢山のヒトを使うのは、絶望的な経営でしょうけど、なぜか、みんな楽しそうっていう、、、
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
なんじゃこれは、の #タダヒコ です。
あした渋谷公園通りのマメヒコは #タダヒコ なので、、
「マメヒコは #タダヒコ ですが、よろしいですか?」です。
— 井川啓央 (@ikawayoshihiro) November 22, 2019
そんなに、大勢で詰めかけないように。大人の洒落だと思って来てください。
向かえのパルコもできたみたいだし、なんかやってんなー、位の感じでのぞいてくださいよ。
明日のタダヒコで「お客さん役」となった方、ぜひお店で感じたこと、考えたことを「#タダヒコ」のハッシュタグ付きで発信してください。もちろん、お店や食べたものの感想でもかまいません。井川さんやマメヒコのスタッフも、タダヒコを通じてみなさんの感じたことを知りたいと思っています。
こちらからお便りでお送りいただいてもかまいません。
ちなみに、お話に登場する前田くんは、マメヒコで「ゲーテカフェ」という哲学対話の場を主催しています。気になった方は、こちらの記事もご覧ください。
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11月23日、たくさんの人がタダヒコを体験してくれるとうれしいです。みなさまのご参加、お待ちしています。