次回いかひこ塾 札幌を開催します。
4/4(日) 13:00~ 菊地珈琲本店 参加費無料。 菊地珈琲の飲み物を頼んでください。
札幌のいかひこ塾
東京のカフェが北海道でハタケマメヒコをやってきました。そのあいだ、なんでやってるのかと何回ボクは聞かれたでしょう。10年以上もやってるんですから、よほどの変わり者だと思われているのでしょう。
ボクは最初から、生産効率を競う農業ではなくて、趣味でいいから、美しい環境で楽しくハタケをやりたいと思ってきました。それでハタケの遠足を考えて、みんなでずっとやってきた。その経験から言うと、ハタケほどコミュニケーションの場として最高なところはないとわかったし、それを散々発言してきたんですがちっとも理解されませんでした。
ボクは何ごとも、気楽な遊び、楽しけりゃいいじゃないかという価値観でやりたいわけ。遊びというのは自己実現そのものですから、ボクは最も大事なことだと考えているのですよ。
以下はボクが考えていることです。
集まれるカフェを作る
北海道に花と野菜の農園を作り、みんなが集まれるカフェを作りたい。そこは景観も良く、たとえば近くに川があったり、大きな木があったりする。そこで働くヒトや、そこに集まるお客さんが育つ場所にしたい。できれば土地は購入したいし、そこに財産が蓄積されるような設計にしたい。
リトルトーキョーに拠点を作る
カフェとは別に、みんなが集まれる拠点を都市、札幌に作りたい。札幌はリトルトーキョーですから、そこにはアトムがたくさんいるはずで、彼らにこそ居場所が必要なのです。そこでは作ったご飯が食べられて、話ができる場所でありたい。都市と自然を、物やヒトが行ったり来たりできる拠点にしたい。若いヒトも、年のいったヒトも出入りできる、ゆるくオープンな場所になっていたらいいと思う。
そして北海道の歴史や伝統をそこでは考えたい。北海道の祭りについても考えてみたい。
遊べるハタケや花園を作る
北海道の動植物や環境と直接触れられるハタケがあるといい。有機農業のありかたを考えたり、自給自足についても考える。女の子が喜ぶ花園なんかも作れるといい。エネルギーの自給についても考えるきっかけが作れるような設計にしたい。建築もそれにふさわしいものを作りたいが、一足飛びじゃなくていい。