経済というのは同じじゃなきゃダメです。
なぜなら「等価交換」が原則だからです。
値段をつけて流通させなくてはビジネスにならない。
だから等価交換を成り立たせるために、
関わるヒトもみな「同じ」じゃなきゃダメなんですね。
けれど、ヒトって同じでしょうか。
人間は違うんです。
たとえば、四角の上に丸を書いてください。
どうです?
周りのヒトと書いた絵を見せ合いっこしてください。
すると。
人の数だけ色んなパターンが出てくるんでしょう。
ヒトというのは、ちっとも同じじゃないんですね。
何度も言いますが、忘れないでいただきたい。
違うヒトを同じにさせる。
それが教育だと思われてる。
甚だ勘違いしています。
たしかにヒトは、ほっといたら、
なかなか「同じ」にならないですね。
よって。
マニュアルを作って、同じにさせようとする。
そうやってできた「同じ人間」は、ボクにとって、
とても居心地の悪い人種です。
「同じ」が素晴らしい。
「等価交換バンザイ」というヒトは、
勝手にそのとおりやってればと思います。
訓練して「同じ」にできるようになると、上達した気がしますね。
けれど、根源的な感覚は退化しているんですよ。
それに気が付かないほどに、退化してしまっている。
マメヒコはそうならないように気を配っています。
「同じ」にできるヒトが優秀だなんて、
マメヒコではいいません。
たしかに「同じ」じゃないとクレームが来ますよ。
ボクはそういうクレームを徹底して無視していいと言ってます。
みんなバラバラ好きにやればいい。
好きにやってると、なんとなく近しいところが出てくる。
群れとしての調和が整ってくる。
それは清々しい文化だと思います。