私なんかが、、、
お店をやっていたり、いろんなヒトと付き合ったり、今の日本全体の現状をみたりしていると、どうもしっくりこないなぁと思います。
ボクは団塊ジュニア世代。昔から親や世間、学校の価値観を疑っていた子供だった。今の世の中、学校、社会の現状を見ると、ほらね、やっぱり立ち行かなくなったでしょ?という思いがあってね。
その中でも、自分への自信の無さっていうのは、今の日本の大きな病気だよね。
若いヒトに「なんか好きにやってみたら?」と言うと、「私なんかがやっても…」と、謙遜に聞こえる無責任な発言が返ってくることが多い。
「私なんかが、、」と思うには基準があるけど、それは自己評価ではなく他者からの評価。自分の評価を他者に委ねているヒトが多い。これは問題だと思うよ。
「私なんかが、、」というヒト達がこの国にはびこっていて、さらにそういうヒト達が日本を動かす上の層にいる事に対する絶望感は計り知れない。社会全体が悪化の一途をたどっているわけで、もうこの国は終わってると思っているヒト達がほとんどでしょ。
2000年の節目、2011年の東日本大震災のときに日本は変わるチャンスがあったんだろうと思うけど、そういう変わるポイントを全て棚上げしてきちゃったというのかな。
そんな中で、ボクはどうするか?と日々思っている。
自分たちの力で社会を良くしなくちゃいけない。
でも、「私なんかが、、」と思う、自分が参加する余地がない社会は長くは続かないと思うよ。
歴史を見ると、戦争、大災害に巻き込まれるという大きなリセットボタンは必ず繰り返しあって、この先も世の中が変わる可能性があるかもしれない。
いつかはガラガラポン(大きなリセット)になるときが来るよね。そのときまでに何とか生き延びる。
そして、そもそも、「私なんかが、、」という呪いの言葉を、自分にも他者にもかけない。という事が何よりも知性ではないかと思ったりしますが、みなさんはいかがお考えでしょうか。