急かされるのも置いてかれるのも嫌

お金を頂く仕事には、クオリティもさることながら、時間というものがとても価値を持っているよね。

この間、地球歴を教えてもらった。宇宙との関係性で時間という概念が生まれ、今使っているカレンダーや時間に対するアプローチがある。仕事によって時間の流れが変わるわけだけど、今の普通のヒトの暮らしは時間に追われている。子どもも学校生活もその中に組み込まれていて、グズな子は非常に生きにくい社会。

置いてくから好きにのんびりやってなさいと言われたら、それはそれでパニックになっちゃうけど、急かされるのも置いてかれるのも嫌というヒトが僕の周りには非常に多い。社会は時間で動いているので、そういうのは基本的には通用しないけど、最近HSPという言葉もあって、非常に感受性が強くて生きにくいということがあるけど先天的なもので直らないのでご理解くださいというね。でも、それを社会は待っていることはしないよね。

こういう子たちと仕事していく上で、社会的に見ればただのわがままなヒト達をどういう風にして巻き込んでやっていくかというのは、ボクの課題だね。

最近、棟梁という言葉がいいなと思っている。自然なものを扱う大工さんのように、人間を扱う上でそのヒトの特質を知って、その組織をなんとなく上手く束ねていく立場のヒトは必要だよね。

やっぱり、棟梁は時間がわかっていることが大事。そのヒトの持っている時間軸はヒトによって違うからそのヒトの持ってる時間軸を理解してあげることは必要だね。

地球歴を見ても、太陽を中心に地球、月が配置されているわけだけど、太陽の周りを回る軌道が全部それぞれ違う、地球には地球、木星、土星の周期があるということだよね。

自分の中に流れている時間というのはみんなも考えた方がいい。自分はここにいたいという場所の時間と自分の時間とをすり合わせていくと、場所の方も自分に寄り添ってくるし、自分もその場所の波動に合っていく。

そういうことを、ヒトを見てて思うし、お店作りの時に、みんなの時間の波動をどうやって調整してくかということが棟梁の仕事だね。

いろんなヒトと会うと、そのヒトに流れている時間の波動がすごく気になるね。

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