今、行政は空き家をなんとかすべく、更地にする補助金を出しているよね。
日本の家や土地の所有者は、先祖の思いもあって、なかなか手放せないし、自分が所有しているという意識も強くある。その土地を活用するには次の世代に受け継がなきゃいけないけれど、日本は少子高齢化もあって活用するヒトが少ない。
所有している側はそれをヒトに手放す時、使わないから使ってもらっていいのよねというマインドと、ちょっとでもお金にしたいという概念があってね。
活用するにはバイタリティとお金、アイデアがないと出来ない。
MAMEHICO不動産が空き家に注目して早二年、なかなか所有と活用はマッチングしない。その2つの考え方が違って進まないのが現状だよね。
一方で、新築を作っている日本の政策の課題があって、そこに持ってきてインバウンドで日本の不動産の値段を上げてるヒトたちもいて、ダメな所はますますダメになるということが続くと思う。
なので、所有せず活用の部分だけでMAMEHICOは協力できると良いなと思ってる。
所有してるヒトは活用することについてはあまり関心がない。
活用するヒトたちのメリットがあるとすれば、そこに縛られることなく嫌なら辞められるところ。所有してる方はその場所に思い入れもあって、なかなか手放すことは出来ない。だから、所有と活用は思い入れの問題とも言えるよね。活用する側はそこから逸脱して、新しいアイデアや自由な挑戦がないとなかなか出来ない。
上手くアイデアを持って、あちこちに共有したいし、力になりたいと思うけど、活用するヒトより所有するヒトの方が日本では力が強いから、いろんなことをやろうとするけどあまり賛同は得られないかな。
何を持って活用とするかは、上手く集客ができて、売り上げが立てられることだけでもなくて、日々の営みがサスティナブルに継続できるということじゃないかな。
どんなヒトがそこに集まり、どういうような活用をそこにいるヒトたちで見出すか。活用方法というよりは先にヒトを集めていくことなんじゃないかな。
所有してないヒトたちに、そこを活用するチャンスを与えることが大事だと思う。
この国には所有と活用の2つの課題がありますね。