秋分の日に糸島

今、糸島のMAMEHICOを作っているところです。福岡県の糸島市という所のハズレにあったレストランを改築して作っています。これまで実態が掴めない中で慎重に作ってきたけど、いよいよ9月21日(土)にお店がオープンすることになリました。

この半年、いろんなヒトに会って、いろんな活動をしてるヒトが糸島にいることを知った。中には意気投合するヒトもいた。このお店をやるにあたって、どんな形でお店を作っていったらいいかを、なんとなく無作為に空気を探りながらきた。

福岡は、新しいことに対して協力しますよというヒトが多い印象。そういうヒトたちと一緒に、オープンするにあたって、せっかくだからお祝いにした方がいいんじゃないか?と、今いろいろ考えているんだけど、そもそもボクがお祭り好きじゃない(笑)。

自分の規模感なら100人来たらすごいと思うけど、糸島は1人一台の車文化だから、1000台車で来ちゃったら、車を誘導するヒトも必要?とか考えたりして、イマイチ規模感がわからないよね。

実際、糸島には30年以上前からカフェをやってる方がいて、そのヒトたちが始めた音楽フェスが今や何万人というヒトを呼ぶフェスにまで成長したとか。普通のカフェが始めた何かが何万人のお客さんを呼ぶなんてすごいよね。

福岡のヒトたちの、みんなで盛り立てよう、若い人たちにチャンスを与えようというノリや、世代を超えたヒトたちが協力しようという姿がいいと思うけど、今の時代特有の閉塞感、世代間の分断が進んでいるのは、当然、糸島も東京とおんなじでね。

それぞれ蛸壺的にコミュニティができていて、そういうものを横串に刺せるような場所になったら素敵ですねと話したり、そういう役割は必要だよなと思いつつも、ご近所付き合いのめんどくささもあるし、ご近所付き合いにあたっての作法は、ボクらの世代より下は尚更ないからね。

そういうことをするということがボクらの役割なのかしら?と思って、9月21,22,23日の3日間はそういうことがメッセージになるようなイベントができたら面白いねと話したりもしている。

秋分の日からまた何かが始まるのが、楽しみといえば、楽しみ。このラジオを聴いてるヒトで、私もいっちょかみたいというヒトがいたら一緒にやりましょう。

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