今はマルタという島に来ています。
白い石灰質の砂にオリーブの木。
白い石造りの簡素な家々。
ものすごい暑さで、本当に雲ひとつない天気で
じりじりと焼けるようです。
この島といっても国です。
マルタ共和国。
でも国なのに森がありません。
でも国なのに川もありません。
だから水道水は海水から作るらしく、
だからシャワーがなんとなくしょっぱい。
あまりの暑さで、日中は外に誰もいません。
海では何人か泳いでるけど砂浜が乏しいので
磯遊びに近い。
ボクは海が苦手なのでプールに飛び込んだら
プールがしょっぱくて焦った。
海水をプールにためてるの。
だったら海行けよって話しなので、海水浴をしました。
まさか地中海で泳ぐとは、20代のころのボクには
想像もできなかったので、感慨深く泳ぎました。
島の中心地は海岸線に沿って城壁が立ち、
教会を中心とした町並みは魔女の宅急便ぽくなくもない。
ホテルのあたりは静かな海辺の町。
さびれた町の印象。
ところが夜になると。
これがこっち来た一番の驚き。
どこにこんなに人がいたのという人の数。
そして、ネオン。
そして、カラオケ。ライブ。ダンス。
それもあちらこちらで。
しずかなカフェが夜になるとメリーゴーランドが回ってるの。
昼になると静かな町。
なんとも不思議な体験をして、
また変な時差ぼけをしそうなのでした。