ローマではローマ人のするようにせよ

ビデお騒がせしましたが無事ローマに着きました。
目下時差ぼけで毎朝4時に目が覚めます。
ホテルにいても仕方がないので、朝から散歩に出かけます。

早朝散歩をして二日目、めぼしいところは歩ききりました。
ローマの日中は暑くてとても歩けません。

町全体が遺跡なのは素晴らしいのですが、
概ね建物の冷房の効き目が弱いのが気になります。
お昼過ぎには閉める店も多く、暑くなった昼下がりには
ホテルに戻ることにしています。

ホテルの屋上に小さなプールがついています。
ホテルはコロッセオの目の前なので、
プールに入りながら遺跡見学ができます。
プールに入ったあとは昼寝です。

そして夜また出かけます。
ゆるやかなイタリア生活です。
たいして面白いはなしはありません。

ただ、いまひとつ気になってることがあります。
それは便器の横にあるアレです。
こちらではよく見かけます。
シャワーはびっくりするくらいチャチで、湯船ひとつありません。
なのに、アレは立派についています。
水を出したりしてみてるのですが、今ひとつ分からない。
存在している意味が分からないのです。
顔を洗ったり、洗濯をしてみたり、果物を冷やしたり。
先入観を捨てて使い方を想像してみるのですが、
どれもしっくりといきません。

果たしてイタリア人は、ヨーロッパ人は
どんな使い方をしてるのでしょうか。
シャワーではダメなのでしょうか。
洗面所では不自由なのでしょうか。
あえて湯船をやめてまで要るのでしょうか。
今日、どうしても気になっていたので服を着たまま、
お尻を洗ってみました。
後ろ向きに蛇口をひねるのはかなり無理があり、
座るのではなくまたがるのではないかと思います。
おかげでシャツもズボンもビショビショになりました。
冬場ならきっと袖もビショビショになったはずです。
エレガントにアレを使いこなせるイタリア人に会ってみたい。
でもウォッシュレットをつけるほうが
はるかにエレガントな気がしました。

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