自分に関心を持て(MAMEHICOで大切にしている10のこと③)
ボクは自分に無関心なヒトが多いと思っているんですね。
自分は何がしたいのか、どう感じているのかわからないヒト。
自分に関心を持たないと自分が今何故ここに立っているのかわからない。
先日、神戸に新しく出来るMAMEHICOの説明会があったの。
店長のしげちゃんが、「まだ具体的に出来てない店を説明するのは難しいですね」と言ったので、ボクは「キミは、何故、説明会に来てくれた人に、キミ自身に関心を持ってもらおうとしないの?」と言ったの。
しげちゃんは、奥さんがボクのラジオのリスナーで、奥さんのコメントがきっかけでボクと出会った。
長くサラリーマンをやっていたけど先が見えちゃって、どうしようかと思っているところに、ボクに「夫婦でお店をやらないか」と持ちかけられ今日に至るわけなんです。
お店の魅力をいくら伝えても、そもそもあなたは誰なの?と思われるし、何故あなたは熱心に私を口説こうとしているのか?という動機が分からないままススメられても、ヒトは警戒する。
自分が何故そのことをやっているのか、何故そこに居るのか、その人の動機が伝わればヒトっていうのは動くわけ。
自分の事を全く無視して話してもヒトには響かない。
人には小さい頃からのコンプレックスがあるわけだけど、それを自分で上手く認めてあげるということが自分に関心を持つということ。
自分に関心を持てないと、自分の中に汚いもの、どろっとしたものがあっても、これは見てられないと思い、見ずに、自分の外側の部分を整えようとする。
だから、自分の事を知ることや見つめることをしないと、ヒトは常に物事を相手や周りのせいにするの。あいつが悪い、会社が悪い、って。
そうではなく、いろんな人とのかかわりの中で自分を見つめて、自分のいいところを出して行くといい。
自分に関心を持つことは、自分ひとりでは出来ない。ヒトは、人と人との関係の中でしか自分に関心を持てない。
それはお釈迦様の時代からきっとそうで、幸せというものは自分に関心をもてた先にしかないのではないかなと思っております。