蚕の味覚

蚕の味覚

インターネットを見ていたら、蚕の味覚について研究しているサイトがあったんですよ。ちょっと面白かったので紹介したいなと思ってね。

蚕は繭を作って、その中でさなぎになり、人はその繭をほどいて絹糸にしますね。

そのサイトによるとね、虫には味覚があって、食べる葉っぱを選んでいるという。蚕は桑の葉、アゲハはミカンの葉、山繭蛾はクヌギの葉っぱを食べるという風に。
ボクの憶測だけど、みんなが桑の葉しか食べないとしたら、生存競争が激しくなるし、桑の葉も途絶えちゃうから、種ごとに決まった葉っぱを食べることで生き残ったんだと思うけどね。

調べてみたら、林檎をかじる蚕がいて、一定の割合で味音痴の蚕がいる事が分かった。それで、味音痴の蚕だけを集めて掛け合わせると、かなりの確率で味音痴の子供が生まれたというんだね。中にはキャベツも食べるのもいると。

毎日、鮮度のいい桑の葉を採ってきて蚕にあげる手間が大変で、その手間を含めてシルクは高い。であれば、味音痴の蚕を集めて、キャベツから作った配合飼料を与えれば安価にシルクを作れるんじゃないかと思いついて、事業に転用しようとしたヒトがいるらしい。

実際、味音痴の蚕に配合飼料を与えてシルクが出来た。これが1960年代の頃。ところが、1973年頃、実用化に踏み切ろうとした時、安価な石油の化学繊維が出てきて、高いシルクの需要が落ち、蚕の人工的な養殖の実用化は頓挫したんだって。
人間というのは本当に残酷。目的の為なら、手段を選ばない所があるなと思った。

今なら、例えば化学調味料、添加物、ワクチンは人間がおかしくなる、ガンが増えるという議論もあるけど、それで死んじゃうヒトがいたとして、こういうのは良くないといっても、蚕の話のように、むしろ生き残ったヒトが次の世代の新しい人類だという考え方がある以上、話は平行線だよね。

これは示唆に富んだ話だとボクは思ったんですけど、みなさんは、いかがお思いでしょうか。

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