ボクたちが、何故、YouTube連続ドラマ「ノッテビアンカ」を制作したのかというと、その前の「ポーク」というお芝居がきっかけかな。
ドラマは前から撮ろうと思っていたんだけど、あのお芝居をやった後に、連続ドラマなら出来るなと思ったんだよね。
ドラマは演技力なんて要らない。やっぱり顔がそのヒトを物語っていて、全てが顔に映っちゃってるからね。例えば銀行員は本物を使った方がリアルに見える。いろんなヒトが出られるといいし、全員参加のドラマっていいなと思ってね。
作る事そのものがみんなの動機だと思うけど、作った後は、出来上がったものをどういう風に宣伝、告知、周知させるかが仕事になってくる。みんなで作る事が面白いわけで、ボクらにとっては「ノッテビアンカ」はお祭りという事かな。
ここんとこ、「どんなドラマなんですか？」と聞かれる事が多い。
ホームドラマでもないし、人間ドラマって言うのも馬鹿げてる。ジャンルは無いかな。
ただ、なるべく笑いを入れようというのは意識している。シリアスな題材こそ、コミカルにやりたいと思っている。他人の悲劇は、こっちから見れば喜劇なわけで、「ノッテビアンカ」の登場人物は、みんなそれぞれ何か抱えている。それをコミカルに、どこか冷めた目線で描きたいと思ってね。
コミカルに作る事が、ボクの中では良質であると思っていて、これは丁寧にシリアスに描く、それでいてコミカルである、どこか引いた目線で見ている、神の目線で見ているという風に出来上がればいいと思っているけどね。
脚本書いて、撮影して、編集して。撮影は、素人のみんなでやるから高い精度は無理だけど、みんなの熱、現場の楽しさは映るんだよね。
脚本、撮影、編集と、総力を挙げて作りました。YouTube連続ドラマ「ノッテビアンカ」をご覧いただき、ご感想、お便りをください。しれっと黙って見たりしないで、必ず何かしら、足跡を残して頂きたいと思います。