芋、いも、イモ

芋って、当たり前すぎるから、芋について考えたことないヒトって随分いるんですよ。
芋って知ってるの?と言いたい。

ジャガイモ、サツマイモ、長芋、里芋…。
芋というのは、イモ科というような分類なのではなくて、養分を蓄えたイモ状のものを言うんだよ。ジャガイモはナス科で、最近日本人が食べるようになった西洋系の食べ物だよね。
サツマイモはヒルガオ科の植物で、朝顔と一緒。ほっておくと蔓が朝顔みたいに這うようになるんだよね。薩摩で採れるサツマイモは、中国から来た「からいも」で、新しく輸入して自分たちの国に根付いた野菜。

歴史的に見ると、長芋は芋の始まりで、長芋→里芋→サツマイモ→ジャガイモの順。
自然薯は、山に自生している。精がつくというけど、山の気を吸ってるからかな。その栽培系が長芋。
里芋は里で栽培する。本来、東南アジアのもので、日本では畑で育てるけど、本当は水田で育てるものなんだよね。人間は農業があって初めて国家になるわけで、国家の礎を築く上で稲や里芋はとても大事。

日本人は、もともと、お米ではなく里芋を食べていたんだよ。里芋は水田や畑などどこでも採れるけど、お米は基本的には温暖な平野でしか採れないので、山間では貴重品。日本人にとって芋と言ったら里芋なんだよね。地域によっては「餅なし正月」と言って、里芋をお餅がわりにして食べる風習が今でもあるほど。

芋と言えばジャガイモになっているけど、これは日本の気候風土に基本的には合わないために、農薬や疫病の問題が出る。そういうそぐわないものが、明治以降、海外から入って来た。欧米人の食事を日本人も食べたがるし、プロパガンダもしやすいから、今は、それが主流になっている。

そういう意味で、芋の中ではジャガイモの方が扱いやすい面があるけど、お弁当クラブでは、本来の里芋、長芋、お米に注目している。そういう食材を当たり前に使えるのは非常に楽しいなと思っている次第でございます

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