ムキになるヒトっていますね。
そういうヒトっていうのは、とても弱いヒトだと思います。
どういうことかというとね、例えば柚子と檸檬っておんなじだよねって言うと、えっ?全然違うでしょ。セブンイレブンとローソンっておんなじだよね。白菜とキャベツっておんなじだよね。はっ?という反応をする。
これ、ムキになってるよね。
こういうふうに、そのことに関心のない俯瞰で見ているヒトからすれば同じように見えるものを、リトルディファレンスを感じているヒトは、その雑な感じに対してとてもムキになることって非常に多い。ムキになるのはそれだけ愛情が深いことだよね。
もっと雑な言い方すれば、ヨーロッパのヒトからすると、日本人も韓国人も一緒だよね。えっ?全然違うってなる。じゃあ、チェコ人とスロバキア人の違いは?って言われてもわかんないよね。
この愛情が分断を生み出してるんだということを言いたい。
雑じゃなきゃダメなことっていっぱいあるでしょ。細かな差異に注目出来るほど愛情のあるヒトは、近視眼的になって全体が見えない。全体が見えないということは諍いの原因になるってことだよ。だから、世の中は雑であることがとっても大事なんだよね。
細かなことを言えば諍いになっちゃう。
小さな差異について愛情があるヒトはいいけど、こういうヒトは要注意。だって、だいたいのものは同じなんだもん。同じところもあるし、違うところもあるねっていうふうに冷静になれてないっていうのはある種、依存癖があるということ。
自分と似たようなヒトにだけ心を開く、そういうヒトにだけ、安心して自分をさらけ出したいと思うのではなく、自分の似たようなところを持ってるヒト達と広く付き合っていけばみんな仲良くできるじゃない?
でも自分とそっくりなヒトを誰か一人だけ探して、見つけたらそのヒトを囲いこむのは愛情深いけど、ヒトは変わるんだよ。なんか変化があれば拒絶、排除して、愛情が憎悪に変わる。
所詮、人間は人間、男は男、女は女。
細かな差異にムキになるヒトは洗脳、依存体質の傾向があるので心当たりあるヒトは気をつけてね。