昨日のニュースで、今年の飲食店の倒産件数が過去最多だと出ていました。
倒産しているところは売上げもさることながら、お客さんは戻りつつあるものの、働きたいというヒトがいない。最近は外国人労働者を使っている店も増えたし、タッチパネルになってヒトを使わなくていいようにもなっているよね。
飲食店は食べ物のモノだけではなくて、接客が大きく味を左右すると思うんだよね。
そんな中、マメヒコで働きたいというヒトは増えているんですね。
マメヒコで働きたいというヒト達に共通しているのはやりたいという気持ちが強いということ。でも、やりたいと言うヒトと、実際やるヒト、できるヒトの間には、それはそれは大きな溝があるんだよね。
「やりたい」と「やる」と「できる」をそれぞれの山だと思ってもらうと、やりたい気持ちがない所が標高0だとして、「やりたい山」の山頂に到達するのには、そうとう強いモチベーションがあるよね。
そうすると、隣には「やる」という山が見えるわけ。
「やる山」に登るには「やりたい山」を下山して、そこからまた「やる山」に標高0から登っていかなきゃいけない。そうすると、今度は「できるという山」がそびえたって見えて、どうせやるならできるようになりたいと。やる山を下りて、できる山に0から登る。
この山をそれぞれ登って降りて登るのはキツイね。始めれば始めるほど、できる気がしないというのかな。
「やりたい」と「やる」と「できる」との間に、一回山を降りなきゃいけないという想像ができるかということだろうね。
いちいちこんなに大変なの!と思ってたらできないから、まあ、こんなこともあるよねと、ある程度想像する。それを覚悟というんだけどね。
「やりたい山」も楽しく登って、楽しく降りる。人生は修行なので、いかに楽しく修行するのかは一つの知恵だよね。休み休みなのか、そういう仲間を見つけるのか。
やりたいという気持ちがあれば、あとはお金さえあればできるというのはウソだと思うね。
それぞれの山を登るにはそれぞれの仲間が必要で、それを集めながらやっていく。それが人生の旅であり、生きる醍醐味なんじゃないかという気がボクはします。