塩梅がわかっちゃない

今、お店を作ったり、年末のお芝居の稽古や、いろんなことをしてるんだけどね。気が利かない、塩梅がわかっちゃないヒトがいっぱいいるんだよ。

例えば、汁物を器に盛って配る時、鍋にある量と、それを入れる器の大きさが感覚的にわかんないというのかな。すっごい大きな器にほんのちょっとしか入ってないとか、その逆もしかり。お茶を配る時も、塩梅がわかんないヒトが注ぐと足りなかったりしてね。休憩にならないんだよ。

空気が読めない、時間が守れないとか、塩梅がわかっちゃないというのは、社会的には発達障害というらしいんだよね。

だけどね。発達障害という言葉はあっても、そんなのあんの?って、ボクは思うよ。病気だから素人はどうすることも出来ない、専門家がしかるべき処置をすることで治ることにしてるわけじゃない?レッテル貼りをして、発達障害ということにして、それに効く薬を飲んで、結局お金を払って騙されちゃう。

お母さんの言うことを子どもは聞かないというのはあるけど、ほとんどのことは子どもを見ればわかるんだよ。親が忙しさを理由に子どもを蔑ろにしてるとか、子どものシグナルを見逃してる。

お茶が上手く配れないということも経験値が足りないことに尽きちゃうと思うんだよね。失敗させないというのかな。

一事が万事そうで、お店を作っていて、お手伝いのヒト達を使うとそういうことはいっぱいあるよね。いろんなことが出来るのが自由なんで、その出来ないことをお金で解決するのってどうなの? 

なんでも自分でやることが大事で、いろんな問題が起きてもそれを解決するのはコミュニケーションだったり、仲間、人間関係であって、そういうヒト達の中でしか解決できないものが、専門家の特効薬をもらえれば解決できるっていう風潮が強い。

自分の心の弱さや経験の無さを専門家にゆだねて、あとはいちかばちかという風に自分の人生を誰かに預けちゃうのはどうなのか?って、思うよね。

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