恐ろしいほど馬鹿げている

2024年は大きく時代が変わると思っています。

最近、企業の不正、いろんなことが取り沙汰されているけど、サラリーマンの古い組織に属してるヒトの話なんか聞くとね、恐ろしいと思うことが多々あってね。

組織に忠実でまじめ、それは日本人の気質として長所だと思う。

でもね、組織に真面目じゃない代表のボクから言わせてもらえば、そういうヒトほど馬鹿げているヒトはいないと思うよね。

数合わせで組織は回ってることがあって、上司から数値目標が出され、それに向かって部下は数字を達成しようと躍起になる。

社会というのは頑張っても数字を達成できるものばかりじゃないからね。でも数字合わせだけが目標になっちゃって、実際の問題の本質とはずれてる組織が蔓延している、それをおかしいと言える空気ではなくなっている、という話はボクの耳に入るだけでも枚挙にいとまがないんだよね。

かつての日本陸軍の本を読んでも、例えば、大砲の玉が5個しかないのに、大砲を10個用意しておけと上から命令が下った。用意しろと言われたので、そのとおりにするんだと、真面目にただ大砲を用意することがあると。

明らかにおかしい、本質からずれてることがあっても、仕方ないとして、なんとなくそういうことを横行していくことは昔から多々あるよね。

どちらかと言えば、現場のヒトより本部、管理している上のヒト達の形骸化したルールでとんでもなく馬鹿なことはおきるわけでしょ?

そして真面目で忠実な人間がただただ、上からの指示だからと自分には責任がないかのようにやり過ごしていく。

そんなのおかしいんじゃない?と一人でも言う、周りもなんとなく言っていくことが大事だよね。

真面目で大人しく忠実な、良心のあるヒト達が、言葉で自由にいろんなことを言えることが担保されて、組織が自浄していればおかしなことにはならないけど、そのヒト達の意見を封鎖したりすりゃ、ホントに、この国は恐ろしいほど馬鹿なことになるよなと、心配ではありますね。

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