人の行く裏に道あり花の山

人の行く裏に道あり花の山という言葉は、千利休の言葉と言われています。続きがあってね、いずれを行くも散らぬ間に行け。というのがあるんだよ。

これは、株式相場で有名な言葉で、ばくち打ちにとって、みんなが通らない裏道にこそ花が咲いているよということ。

これをボクなりにこんな風に解釈していてね。

べき乗則というのがある。ヒトの成長を今より二倍にするなら、その二乗分練習しなきゃいけない、ということなんだけどね。つまり、自分が思っているよりずっとずっと訓練しないと成長しないということ。

じゃあ、そこまで続けられる人っているのかというと、なんとなく辞めちゃう、継続出来ない。それは何故かというと自分の成長を実感できないからなんだよ。自分の成長が止まる、降下すると、向いてない、才能がない、不安になる。その時に辞めると、その先にまた成長する時期、好転する時期があるにも関わらず、そこでなんとなく終わっちゃうというのが一般的なんじゃないかな。

継続を妨げる一番の原因は不安。

まずは自分の不安を認識することが大事。自分の不安を消すためには他者が必要で、それは自分に対してこうしたほうがいいんじゃない?と言ってくれる人で、尚且つ、自分自身もその言葉を素直に受け入れることが必要だよね。

人の行く裏に花の道というのは、継続することの大切さを説いている。周りが辞めちゃってもまだそこを行く、歩き続ける。みんなが歩いてないような道を周りの目を気にしないで、鼻歌歌いながら歩くというのは、そのことを継続できるメンタルだと思うんだよね。

継続してそういう道をずっと歩いていれば、必ずその道の達人になる。

更に、いずれを行くも散らぬ間に行けというのは、思い立ったらすぐにしなさい、走りながらすぐに行動を、ということを千利休は言ってるんだよね。

今の世の中不安が多いから、とにかく継続して運気が好転するのを待つ。そういうメンタルがとても大事じゃないかと思うのですが皆さんはいかがでしょう?

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