お金持ちクラブ

NHK で1979年~1982年にやってた「プリンプリン物語」という人形劇があったんだけどね。

ボクが6歳~9歳の時、見ててね。内容はよく覚えてないけど、たわいないものを歌にするミュージカル仕立ての物語だったわけ。その中で印象的な歌があって「世界お金持ちクラブの歌」っていうのがあるんだよ。

その歌詞を、ちょっと紹介するね。

「お金お金お金…  お金さえあればなんでも手に入る
ドレス、イヤリング、真珠の首飾り、マンション、別荘、建売マイホーム、車、飛行機、自家用潜水艦、キャビア、フォアグラ、マツタケにカズノコ
お金さえあれば幸せになれる
我ら世界お金持ちクラブ」

羅列しているものが秀逸で、リアルなものと突っ込みどころがあるものが混じってる。ドレス、イヤリング…は誰でも浮かびそうだけど、建売マイホームっていうところで、見ているヒトの庶民感覚みたいなものをくすぐる。お前もお金持ちクラブの一員なんだぞ、というメッセージで、拝金主義になっているよね、という批判の歌なんだよね。

ボクはこれを見てた子どもの頃に、お金は何でも手に入るけど、お金そのものは良くないというふうに刷り込まれて洗脳されている。
今、この歌詞を見ると、お金さえあればなんでも手に入るというストレートなことが、あの当時よりも幅を利かせているっていう気がするよね。景気が悪い今の時代からすれば、お金がないと何にもならないよなっていうことがあるよね。

昔のように給料がどんどん上がるとか、景気が良くなってると感じられれば、お金さえあればなんでも手に入ることを盲目的に信じられたと思うのね。だけど、ボクも含めて今のヒトは、今年より来年が良くなるなんて誰も思ってないよね。なんなら沈みゆく船っていうか。
だからこの歌は、お金を稼げるということを盲目的に信じている時代の歌という気がするわけ。

「世界お金持ちクラブの歌」を、今、改めて聞くと、いろんなことを思うんですね。

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