不安とよち丸ラジオ

このラジオが続いてるコツは、たわいもない話、どうでもいいような話を続けること、聞いてくれるヒトがいること。

ゴホンとすれば井川さん風邪なの?なんか鼻声だわとかね。と、しゃべっている内容以外の情報がいろいろ伝わるラジオはいいなと思ってるんだよね。でも、このよち丸ラジオを聴いていられないヒトもいると思う。

日本は平成になってから30年ばかり不景気が続いて、グローバル企業のプラットフォームの中にいる中で、不安というものがはびこっている。

先行きが不透明、明日、自分の将来がどうなるかわかんない中で不安を掻き立てられているヒトは、要件のあること、意味のあること、研ぎ澄まされ余計な雑談が含まれてないようなものを見たがる。今のヒトは映画も倍速でみたり、本もあらすじだけ読んだりね。余計なものを取り込むことが難しくなっている気がする。

時間がないからと言われるけど、不安が強いんだと思う。分かりやすいものにすがったり、数値にすがったり、経営でも理屈にすがってしまうということがあるけど、実際、数値が適正になったら正常になったと言えるかは、わからないよね。

全ては筋書き通りにはならないのに、思う通りにならないと怒りだしたりしてね。でもそれは全部不安の裏返しだと思うんだよね。

日々、律することはとても大事だし、まったく不安がなければいいってものでもないけど、こういう冗長なヒトの話、たわいない話は、とても大事なことで、自分ていい加減でいいんだ、と思えた時が人生の転換点なんじゃないか?こうじゃなきゃいけないと思っているうちは人生に転換や飛躍はないんじゃないか?そんな風に思うんだよね。

だから、このよち丸ラジオを聴いてるあなたは不安との付き合い方が上手なヒトなんじゃないか、そんなことを思うんですが、みなさんどうでしょうか?

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